寂しさを背負った犬

引用の出典元:www.thedodo.com

アメリカ、テキサス州のハイキルシェルターから動物保護団体によって引き出された犬には、"ボタン"と名付けられました。

シェルターから病院に向かい診察してもらうと、ボタンの頭がずっと片方に傾いていることがわかりました。

獣医の推測によると、遺伝的な首の変形があったか、狭すぎるクレートに閉じ込められたまま成長したかの2つが考えられるとのこと。

首にダメージを受けている場合、脳脊髄液が上手く循環できずに「脳脊髄液減少症」という病気が疑われます。ボタンの脳に脊髄液が届いているかの検査が行なわれましたが、結果は良好でした。

健康上に問題はなかったものの、ボタンの寂し気な表情は保護されるまでに受けた心の傷を物語っていました。

ひと目で恋に落ちて

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動物保護団体の施設には、ハイキルシェルターから引き出されたメスの"グレース"が長いこと暮らしています。

グレースは、車にひき逃げされて後足を破壊され、切断という大手術を受けていました。ケガが良くなったあともグレースには家族ができず、いつもひとりで寂しそうにしていたのです。

3歳のボタンと2歳のグレースは、ハイキルシェルターから引き出されたあとも、ずっと悲しい表情ばかり浮かべていました。

そこで、スタッフはこの2匹を対面させることを思いつきます。最初は別々のクレートに入れた状態で様子を見ていたところ、なんと数分後には2匹は恋に落ちてしまったのです。

晴れて夫婦になった2匹

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それからの2匹は、本物の恋人のように互いを必要とし、すべてを共にするようになります。グレースが別の部屋に移動させられると、ボタンは一生懸命鳴いて知らせるのでした。

走るのが大好きなグレースは、ランでもいつも一緒です。2匹は一緒にいることの幸せをかみしめているかのように、芝生の中で思い切り転がり回ります。

あんなに寂し気な表情を浮かべていたボタンとグレースは、一緒にいることで心の安らぎを得たのです。それを理解しているスタッフたちも、毎晩同じ部屋で2匹を寝かせているのだとか。

団体としてはできる限りこの2匹を一緒に里子に出したいと考えており、里親を募集しています。

また、医療費が普通の犬よりもかかるのでは?と心配する必要はなく、ほかの犬たちと変わらないことも伝えました。

犬は人間が想像する以上に仲間を欲しています。愛し合うボタンとグレース夫婦に、1日も早く里親さんが現れると良いですね。

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