打ち付ける雨の中、そこを動かない犬…

引用の出典元:www.thedodo.com

動物保護団体には毎日たくさんの保護犬、迷い犬の情報が入ります。今回ご紹介する犬もその中の一匹。いっこうになくならない捨て犬たち、犠牲となった犬の一匹でした。

保護された時のその姿をどのように表現したらよいのでしょうか。

その犬はスーパーマーケットと思われる場所の駐車場にいました。冷たい雨が降りしきる中、ぼんやりとその場にへたり込んだまま。自分の毛はすっかりびしょ濡れになっていますが、もはやそれさえ気にならないという様子でもありました。

その姿から読み取れる感情は、「悲しみ」、そして「絶望」。保護スタッフが駆けつけた時、その犬はもはやすべてを諦めたようにも見えました。 

絶望したように見える犬の心の傷 

引用の出典元:www.thedodo.com

その時の様子を写した写真を見ることができますが、彼女の毛は濡れそぼり、元々の毛の色なのか、それとも汚れなのかわからないほどです。 

保護スタッフが、彼女にそっと毛布をかけ、彼女の濡れて冷えた体を温めようと試みます。しかし、彼女はそれにすら動じません。スタッフは無理に彼女をその場から動かすよりは、辛抱強く彼女がスタッフを信じてくれるようになるまで待ち続けます。 

降りしきる雨の中、彼女はいかなる理由でその場を離れようとしなかったのでしょうか。

それはもしかしたら、飼い主からの最後の命令、そしてそれを忠実に守る姿だったのかもしれません。もしくは、あまりに絶望して、そこを動く元気さえなかったのかもしれません。

彼女を捨てた飼い主は、彼女のこんな姿を知ることなどないでしょう。人間がつくってしまった犬の心の傷に胸が痛くなります。 

献身的なケア、それから新しい自分!

引用の出典元:www.thedodo.com

雨の中、待つこと数時間。やっと犬はスタッフに心を開き始め、スタッフと一緒にシェルターへと向かいます。 

シェルターで保護された犬は、ケイシーと名付けられ、きちんと食事も与えられ、シャンプーもしてもらいました。するとあんなにも黒ずんだケイシーの毛は美しく生まれ変わりました!そして外見よりも何よりも一番変わったのはケイシーの表情。

雨の中あんなにも絶望していたケイシーの表情はまるで見違えるように明るくなりました。自分が信じていた飼い主から捨てられてしまったことは犬たちの心に大きな傷を与えます。

捨てられてしまったことだけではなく、飼い主と暮らしている時から犬は多くのことを察知しています。犬が悪いわけではないのに、飼い主の期待に沿えなかった、という思いほど犬たちを傷つけるものはありません。

今、ケイシーの本当の犬生が始まったばかりです。

参照:Dog Abandoned In Rain Is Too Scared To Even Move

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