小さな村で行われていた違法な繁殖

引用の出典元:www.facebook.com

アメリカ、イリノイ州を拠点に動物保護活動を続ける『サウス・サバーバン・ヒューメイン・ソサエティ(SSHS)』は、同州内のとある住宅で秘密裏に犬を繁殖させている夫婦がいる、という情報を掴みます。

そこは人口わずか4,000人ほどの小さな村。SSHSのスタッフは夫婦の自宅を訪問し、すべての犬を引き渡すよう説得しました。

夫婦は13匹の犬を引き渡したものの、実は、まだその倍以上の犬を隠していたのです。スタッフもおそらくそれを知っていたのでしょう。

第2回目の訪問を行い、所有者が隠していた残りの犬、34匹を救出することができました。

スタッフによれば、そこらじゅうにゴミが散乱し、どこもかしこも糞尿にまみれていたのだそうです。

夫婦はいわゆるバックヤードブリーダーで、次から次に繁殖させては子犬をお金に換えていたと白状し、今後は告訴される可能性があります。

ボロボロになるまで繁殖に使われていた

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救出された47匹の犬は、ダックスフンドやチワワ、ヨークシャーテリア、シーズーなどの小型犬ばかりでした。

ヨークシャーテリアは、まるっきり歯の手入れがされていなかったせいで、下顎はすでに溶けて崩壊していました。

歯が腐り落ちて舌が出ているチワワ、目の炎症で視力を失ったシーズーなど、多くの犬が体になんらかの病気を抱えている状態です。

救出された多くの犬たちには緊急医療が必要で、1匹はすでに安楽死させるしかありませんでした。保護した団体によれば、腎不全やガンなどに苦しんでいる重症な犬たちもいたとのこと。

病気になる環境下で無理矢理繁殖させた挙句、一切面倒を看なかった人間の金銭欲が起こした悲劇でした。

子犬はどこから来ているのか疑問を持って!

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SSHSでは、こうした悲劇をストップさせるためには、犬を飼う側の意識が大切だと考えています。

「フリーマーケットやオフラインで犬を購入する際に、その子犬がいったいどこから来ているのかしっかりと調べることが大事です。そして、犬を飼う最初の選択肢として里親になることを考えてほしい」

保護された犬たちには、続々と里親希望者が現れていますが、彼らは少なくとも2週間程度は治療を受ける必要があるそうです。

彼らを治療して健康な心と体を取り戻すためには100万円以上かかるため、団体では善意の寄付を呼び掛けています。

元気になった犬たちに里親が続々!

保護されてから数週間後。元気を取り戻した犬たちに続々と里親が現れ、家族に迎え入れられています。





SSHSのFacebookには心優しき里親さんたちの写真がアップされ、コメント欄にも温かい言葉が書き込まれました。

「この子たちに永遠の家が見つかって良かった!」
「里親になってくれてありがとう」
「里親さんも犬もみんな幸せそうに見える」
「すべての家族に祝福を!」

ペットショップで犬を購入せず里親になることは、単に犬との暮らしが待っているだけでなく、今回のようなバックヤードブリーダーの被害犬を減らすことにも繋がります。

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