盲導犬パピーに手を焼くパピーウォーカー家族

引用の出典元:www.bs-j.co.jp

BSジャパンにて毎週火曜日夜7時から放送中の『まさはる君が行く!ポチたまペット大集合』では、盲導犬候補の子犬"サンディ"とパピーウォーカー・高井さん家族を1年間に渡り放送してきました。

目の不自由な方のパートナーとなる盲導犬は、生後2ヵ月から1歳までの10カ月間をボランティアのパピーウォーカーの元で過ごす必要があります。

この1年間に人と触れ合い愛情をもらうことは、のちに始まる盲導犬訓練の基礎となる大切なものです。

富士山麓にある『日本盲導犬総合センター/盲導犬の里 富士ハーネス』で生後2カ月まで成長した盲導犬パピーの"サンディ"。

まだ3.5キロの小さなサンディを育てることになったのは、犬を飼うのが初めてという高井さん一家です。高井家ではお兄ちゃんの龍大君を筆頭に、妹の梨花子ちゃんと恵ちゃんが、今か今かとサンディの到着を待っていました。

犬のケージやエサ入れなどを用意して準備万端でしたが、サンディはあちこちでオシッコをしてしまいます。お母さんも大わらわで、子どもたちも興奮しまくりです。

サンディのウンチポーズを発見したお母さん。大急ぎでトイレ場所へとサンディを連れて行き、なんとか事無きを得たのですが、それからしばらくは毎日が戦争のようで気の休まる暇もありませんでした。



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■お母さんがホッと一息できるのは、4人兄妹のようにお昼寝する時間だけ!?

お父さんも仕事から帰ってきたらサンディを可愛がり、休みの日には家族全員でサンディとの散歩を楽しみました。

犬の習性を知らなかった高井さん家族でしたが、徐々にサンディの育て方を学んでいき、いつしかサンディは家族の一員として大きな存在を占めるようになったのです。

どんどん成長していくサンディと家族

引用の出典元:www.bs-j.co.jp

どんどん体が大きくなっていくいくサンディに子どもたちの力が追い付かず、引っ張れるような散歩の仕方になってしまいました。

でも大丈夫。盲導犬協会で月に1度の講習を受けることで、パピーウォーカー家族も一緒に成長することができるのです。

夏休みには家族みんなで川遊びに行きました。およそ8カ月になるサンディの体重はすでに14キロ。高井家に来たころの4倍です!

この頃にはサンディはすでにトイレなどの基本的なしつけを覚え、呼び戻しの練習や盲導犬として必要なエスカレーターに乗る練習も始めています。

盲導犬協会での発表会では、龍大君がサンディにお兄ちゃんぶりを発揮して呼び戻しをしたものの、あえなく失敗して涙ぐむお姿もありました。

サンディが家に来てすぐには触れなかった下の妹の恵ちゃんも、今ではお姉ちゃんのような振る舞いでちょっと偉そうにサンディを可愛がります。

試行錯誤の日々でしたがサンディが家族になったことで、高井家には今まで以上に笑顔が溢れかえるのでした。

楽しい日々で育まれた深い絆

引用の出典元:www.bs-j.co.jp

楽しいサンディとの暮らしはあっという間に過ぎてしまい、あと3カ月でサンディともお別れです。サンディは、高井家を1週間だけ離れて『神奈川訓練センター』でのトレーニングを受けに行きます。

毎日ドタバタとサンディの取り合いをしていた兄妹たちも、このときばかりはしんみりとしていました。いつも遊んでいた家族が減った高井家は、あれほど賑やかだったのがウソのように静かな空間に。

知らない間に、サンディと高井家の家族の間には深い絆が生まれていたのです。

そしてとうとう、盲導犬パピーのサンディとのお別れの前日。過ごせるのはあと1日だけ。家族はサンディにありったけの愛情を注ぎ、同じ時間を過ごしました。

口には出せなくても、心のどこかで「この日が来なければ良いのに」という思いが家族全員の胸をよぎります。

サンディも、明日はみんなとのお別れの日だと分かっていたようで、龍大君が学校に行くときにはエレベーターの前でいつまでも座っていました。

普段そんな姿を見せないサンディに、お母さんも驚きを隠せません。

成長したサンディを涙ながらに見送る家族

引用の出典元:www.youtube.com

10カ月に渡るパピーウォーカーのお役目を終え、今日は盲導犬協会にサンディを送り届ける日です。

逞しく成長したサンディと、立派な飼い主家族になった高井さん家族。お別れの日が来ることは、ボランティアになったときからわかっていたことです。それでも悲しくて寂しい、そんな感情に家族は包まれていました。

サンディのお世話をことのほか頑張っていた龍大君。サンディを中心にした写真撮影の場面では、溢れ出しそうな涙を必死にこらえて「作り笑顔」で臨みます。サンディも眉間にシワを寄せてなんだか寂しそうです。

しかし、写真撮影が終わったと同時に、龍大君は我慢しきれずに涙をこぼしてしまいました。

そして、いよいよお別れの時が…。

扉の向こうに行ってしまったら、サンディと今までのように会うことはできません。

今までサンディに使っていた赤い首輪とリードが外され、施設の用意したリードにチェンジします。

「さようなら、サンディ。ありがとう、サンディ!」家族全員、涙ながらの見送りになりました。

高井家の家族から離れ、扉の向こうに担当者と元気に走って行くサンディーの姿は頼もしくもあり、振り返らなかったことへの寂しさもありました。

あんなに小さかったサンディーはいつの間にかこんなにも大きく成長したことを、改めて家族は振り返ります。

お母さんは「すべてが初めてだったので、がむしゃらにやったっていう感じでした。そこを乗り越えたら余裕が出てきて、可愛いと思えるようになってきました」と涙ながらに語りました。

龍大君も「サンディに励ましてもらった。苦しい日とか悲しい日も毎回そばにいて、手を舐めてたりして慰めに来てくれた」と、サンディがかけがえのない愛を注いでくれたと涙を拭います。

「バイバイとは言いたくないんだけど、頑張れよって。辛くなったら帰って来なよ。立派な盲導犬になると思いますので、みんなで応援しましょう」と、お父さんもサンディの未来を応援します。

そして、家族全員が鼻を赤らめたまま、車で施設を後にしました。これからサンディは盲導犬の卵から訓練犬としての道を歩み始めます。

パピーウォーカーになると、10カ月後には大きくなった子犬とのお別れを経験します。しかし、盲導犬の育成には「パピーウォーカー」の存在が欠かせません。

実際にパピーウォーカーとして頑張ってきたお母さんの言葉が印象的でした。

「犬であって犬でない。人みたいな感じで。本当に自分の子どもみたいな感じになっちゃったんで。離ればなれになるのは寂しいんですけど、でも頑張って盲導犬になって困っている人を助けてくれるような犬になってほしいです」

2016年度、日本全国で盲導犬として実際に活動している「実労頭数」は951頭です。2012年度の1,015頭以降、やや減少しています。(※1)

2016年度、全国のボランティアに委託されて育てられている犬の数は383頭です。

10カ月という短い期間ですが、犬と暮らす時間はかけがいのない宝物になります。『公益社団法人 日本盲導犬協会』では、パピーウォーカーを募集しています。

現在犬を飼っていないご家族で、訓練センターに近く、留守がちにしないなどの諸条件をクリアしていれば、ぜひボランティアとして犬と接してみませんか!?

お別れの悲しさはありますが盲導犬パピーを迎えることで、高井家のように素晴らしい思い出や絆を育めることでしょう!

引用の出典元:www.youtube.com


■パピーウォーカー|ボランティア|日本盲導犬協会
■お問い合わせは最寄りの訓練センターまで

(※1)2017年5月『社会福祉法人 日本盲人社会福祉施設協議会 自立支援部会 盲導犬委員会』による、「2016年度 盲導犬訓練施設年次報告書」のデータより

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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