動物実験に使用された犬猫に関する新法律とは?

引用の出典元:www.huffingtonpost.com

昨年8月、アメリカ・ニューヨーク州である新しい法律が成立しました。それは、研究所で実験に使用されている犬猫たちと、彼らを救いたいと願う人々にとっては朗報となりました。

実験終了後、犬猫たちを殺処分せずに里親を見付けることを義務付けられたのです。

ニューヨーク州知事アンドリュー・クオモ氏は、こう語っています。「実験用動物たちが第二の人生を得ることができる大変人道的な法律です。多くのニューヨーカーにとって、犬や猫は家族同然の存在です。この新法律の施行によって、より多数の4本足の友達たちに愛すべき家族を見付けることが可能になります。」

実験終了後、獣医師が動物たちが里親を募るのに相応しい健康状態であるか診察します。問題がないと判断された犬猫たちは、保護シェルターや動物愛護団体に引き渡される手順になっています。

ビーグル犬を救うために活動する団体

引用の出典元:www.facebook.com

実は、ニューヨーク州は、実験用動物に関する法律が成立した5番目の州。アメリカ国内で同様の法律がある州は、ミネソタ州、カリフォルニア州、コネチカット州、ネバダ州と既に4州あり、イリノイ州は目下協議中です。

ニューヨーク州では法律成立のために、数名の両党の議員や、実験用ビーグル犬の保護にあたっているビーグル・フリーダム・プロジェクト(Beagle Freedom Project)が尽力しました。

保護団体ビーグル・フリーダム・プロジェクトの活動は多岐に渡り、様々な動物を助けています。しかし、彼らが最も関心を示し、保護を強く願うのは、やはり実験用のビーグル犬です。

ビーグル犬は、そのサイズや穏やかで扱いやすい性格のために、研究所で大変重宝がられる犬種です。主に、製薬会社で多く用いられることで知られています。実験に使用されるためだけに繁殖されるビーグル犬もいて、彼らは生まれてから研究所の外に出ることもなく生涯を終えることも。

かつて実験用に用いられた犬たちを世話するには、大変忍耐力を要します。トラウマ的な経験を克服するには特別なケアも必要だと話すのは、ビーグル・フリーダム・プロジェクトでマネージング・ディレクターとして活躍するローナ・キャンベルさん。保護された犬たちは、とても怯えているのだそう。

今後、動物実験はどうなるのか?

引用の出典元:www.huffingtonpost.com

ニューヨーク州での新法律は、動物愛護の点においては、大きな一歩であることには間違いありません。しかし、この法律はすべての実験用動物に適用されるわけではありません。マウスやウサギなどについては、現行のままなのです。動物愛護団体は、今後も実験用動物の全面的使用禁止を目指して活動していく予定です。

この世から動物を用いた治験や実験が完全になくなることは、やはり現実的には難しいのでしょうか?しかし、ヨーロッパ諸国では、すでに化粧品の動物実験は法律で禁止されています。

また、アメリカの獣医大学の中でも、動物実験を廃止し、それに代わる方法を導入するところも出てきています。世間の声が大きくなれば、制度が徐々に変わって行く可能性はあるかもしれません。

わたしたちが個人のレベルでできることは 、日常で使用する医薬品や化粧品などを意識して選択すること。そして、わたしたちの生活は、罪のない動物たちの大きな犠牲のもとに成り立っている(成り立ってきた)ことを再認識することでしょう。

参照:New Law Gives Cats And Dogs In Research Labs A Second Chance At Life

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