国立公園の山の中で池に落ちた犬を発見

引用の出典元:www.lifewithdogs.tv

オーストラリアの国立公園で山登りを楽しんでいた3人の登山者。山の中で一匹の犬を発見しました。

この国立公園にはいくつか岩場に囲まれたプールのような池があります。人里離れたかなりの山奥で、人が訪れることはあまりありません。たまたま、この岩場の池を見に訪れた登山者がこの犬を発見したのでした。

発見した登山者は、最初はカモシカか、カンガルーかもしれないと思って慎重に近づいていったそうですが、近づいてみてみると悲しい顔をした犬でした。飼われていた犬なのか、それとも野生の犬なのかわからないので、様子伺っていたそうです。でも、登山者たちは野生でも飼われていた犬でも、犬を見捨てて先に進むことが出来ませんでした。

助け出すことに決めましたが、犬を助け出そうにも池に落ちれば人も危険です。かなりの深さのある池でした。池の水は凍りそうなほど冷たい水で、犬も冷たい水のせいで動けないようでした。夜まで放っておいたら、きっとこの犬は死んでしまう。そんな思いが登山者を救助へと向かわせました。

水へ落ちないようにしっかりと用意してから救助を試みました。岩に縄をかけて体をおさえながら犬まで手を伸ばします。でも、この犬は積極的に助けてもらおうとはしませんでした。

それでも、人に慣れている様子から犬が飼われていた犬だと登山者たちは判断しました。

失踪した犬なのか、それとも山の中に捨てられた犬なのか。いずれにしても放置するわけにはいきませんでした。犬は草むらの中でとても発見されにくい場所にいたからです。そしてこの国立公園の半径5キロ圏内には家すらありません。もしも、見捨ててしまったら犬が自力で脱出しようとしない限り、この犬が助かる方法はありませんでした。

犬を助け出すための画期的なアイディアとは?

引用の出典元:www.lifewithdogs.tv

犬を見つけた時、周りは草が多くて犬のことを覆い隠していました。時折、犬が鼻で鳴くような音が聞こえたので、その音を頼りにやぶの少しくぼんだところをのぞいたときに犬を発見したのです。岩場に囲まれた池に落ちた犬まで10メートルのところまでなんとか近づくことができました。

登山者たちは、犬が逃げないように3か所から一斉に助けようと試みました。しかし、犬は逃げてしまいます。助けようとする、犬が逃げる。犬も捕まることを不安に思っていたのかなかなか触れされてはくれませんでした。そんなことを繰り返しながらも、犬と空間を共有することで徐々に距離感を縮めることができました。

発見から時間が経ち、疲れている上に犬の周りは水と岩に囲まれていることを考えると状況は良くありませんでした。

登山者たちは滝を登るためにロープを持っていたのを思い出しました。犬のことをロープで結ぶことができれば犬をたすけだせるかもしれないと考えたのです。体を支えておく滑り止め用の結び目と犬に通すためのハーネスをロープで作りました。ゆっくりと茂みと岩を乗り越えて犬に近づきました。

犬はやはり助けてもらおうとはしませんでした。なので、一人が犬の注意を惹きつけて他の人が木で池に浮いている犬の体を押してロープまでたどり着くように動かす作戦にでました。

犬の体を寄せるまではいいのですが、問題は岩がつるんとしていて支える人が落ちないようにしなければいけない状況だったことです。少し前までツタが絡まっていて滑る心配がなかった岩場も、何度もやっているうちにツタがはがれて滑りやすい状態になっていました。

犬を捕まえるための唯一の方法は、犬に近い地面に足をつけて犬の頭を押さえることでした。犬が逃げる時は草むらに隠れてしまうので、草むらに隠れる前に抑えてしまう作戦です。

犬は当然逃げようとしましたが、体力を消耗しきっていて動くことができませんでした。登山者たちはそんな犬のことを近くにただ座って様子をみていました。

犬をなんとか岸の近くまで寄せると、犬は登山者の足に頭をのせて少し甘えて粘り強く助けようとしてくれた彼らに感謝するようなポーズで登山者を見つめました。この時も犬を助けたい気持ちでいっぱいでしたが、この岩場に囲まれた池の中から犬を運び出す方法を考えなければいけませんでした。

持っていたタオルとロープを使ってハンモックを作ったわけですが、ほかにもキャンバスバッグを持っているのを思い出して歩いて15分ほど戻った先に停めた車まで取りに行きました。バッグで犬の体を支えることができるようになれば、この場所から犬を運び出せると思ったのです。

助け出された犬が飼い主と再会

引用の出典元:www.lifewithdogs.tv

四苦八苦した結果、ハンモック状にしたバッグの上に犬を乗せることに成功しました。ハンモックの両側に人が立って、犬を乗せた状態で持ち上げられるか確認したところ強度も充分でした。犬は約40キログラムもあって、持ち上げるのも一苦労です。平地なら簡単に運ぶこともできたかもしれませんが、山の中はゴツゴツした岩場や木の根っこが多く、慎重に歩かなければなりませんでした。難しくなさそうな足場を選んで慎重に犬を運びます。

登山者が停めていた車に戻るまで、30分かけて犬を運びました。

犬を車に乗せると安心した様子が見られました。しっぽを振って喜んでいました。

登山者たちは、犬が発見された周辺で犬を捜索している人がいないかどうかを調べるためにフェイスブックページにこの犬のことを投稿しました。するとすぐに男性からメッセージが来ました!犬が発見された場所から15キロも離れた家の人で、1か月以上この犬のことを探していたそうです。犬の名前は「ボビー」。飼い主さんは諦めずにずっとボビーのことを探し続けていました。

飼い主さんと再会したとき、ボビーはしっぽを振って全身で喜びを表しました。

登山者がたまたま通りかかってボビーのことを発見してくれたから助かった命。

捕まえるまで大変でしたが、アイディアを出して助け出してくれたのが素敵ですよね。

参照:Refusing to Give Up on a Lost Dog Too Exhausted to Move, Hikers Go MacGuyver

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