崖の中腹で動けなくなった犬

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土曜日の朝、コネチカット州のハムデン消防署は非情に珍しい救助要請の電話を受けました。

救助要請の内容は、同州のウェスト・ロック・マウンテンという崖の途中で、まるっきり身動きできなくなっている犬がいる、というものでした。

この犬の第一発見者は、ウェスト・ロック・リッジ州立公園のレクリエーション部の職員です。どこからか犬の鳴き声が聞こえることに気が付き声の元を探したところ、崖の途中に1匹の犬がたたずんでいたと言います。

いったいどのようにしてこんな危険な場所に登って行ったのか、まったく理解不能でした。助けたくても職員の力量では到底犬を救助することができず、消防署に連絡を入れたのです。

救助要請を受けた消防署にしてみても、崖という大変危険な場所での救助に加え、相手はおとなしくしているかどうかもわからない犬だったこともあり、慎重に救出計画が練られました。

犬を驚かせれば一貫の終わり

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ハムデン消防署を出た複数の消防隊員は、ウェスト・ロック・リッジ州立公園に到着します。ウッドブリッジを見下ろす西側の崖の状態や犬の様子を確認します。



崖の上からロープで救助する方法が取られました。ロープを崖上の木の根元に固定し、一人はロープ操作を、もう一人は崖の上から指示を入れます。

崖をつたって降りて行ったのはスコット・ブレイク消防士です。万が一、人間に驚いて犬が暴れてしまえば一貫の終わりです。



スコット隊員は犬を刺激しないよう、ゆっくりゆっくりと崖を降り始め、犬との距離を縮めていきます。およそ20メートル降りたところで、ようやく犬の様子が見てとれました。

不安定で硬い岩盤のせいで、軽症を負っているように見えたものの、大ケガはしていないようです。スコット隊員は犬からの信頼を得るために、しばらく時間をかけてコミュニケーションを取りました。

犬の信頼を得たことが成功に導いた

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スコット隊員は犬に触り、用意しておいたハーネスを無事に装着することができました。

オスのピットブルのミックス犬は、自分を救助してくれることをわかっていました。ありがたいことに犬はとてもおとなしくしていたため、最悪のケースに至ることもなく、無事にスコット隊員と犬は崖上に到着します。

下山してようやく大地に降り立つことができた犬は、空腹と喉の渇きがあったものの、心配されていた大ケガもなく無事でした。



一歩間違えれば崖から転落してしまう大救出には、およそ2時間を要しました。隊員によれば、十分に犬の信頼を得ることに専念したことが成功のカギだったと言います。

犬の明るい未来に期待

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救助された犬は動物管理局の『ウッドブリッジ・アニマル・コントロール』に引き渡され、獣医の診察を受けました。残念ながらマイクロチップやネームタグは付いていませんでした。

彼には、予想外のウェスト・ロック・リッジの西側で発見されたことから、敬意を表して"ウェスト"と名付けられ、現在は管理局の施設で暮らしています。

施設のスタッフは「彼は本当に人懐っこい性格で、とてもイイ子です」と語っています。

ウェストは、エサやオヤツをモリモリ食べ順調に回復しているそうで、「うまくいけば2週間後には里親が見つかるかもしれない」と、スタッフは彼の明るい未来に期待しています。

ウェストの過去がどんなものだったのかは誰にもわかりませんが、ようやく彼の孤独だった時間が終わろうとしているのですね。

仕事とはいえ、自らの危険を顧みず人命や動物の命を助けてくれる消防隊員に感謝です!

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Tsunayoshi ひまわり
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