末期ガンに侵された飼い主

引用の出典元:www.youtube.com

ブラジルの南部に位置するポルト・アレグレにある「Hospital Ernesto Dornelles」に、レジャネ・チリさんは入院していました。

彼女はガンが発見され入院したのですが、49歳という若い年齢が裏目に出て、あっというまにステージが進み、一気に末期ガンにまで進行してしまったのです。

彼女の病室には、友人や家族が足しげくお見舞いに来てくれていたものの、彼女は何か心に満たされないものを感じていました。

愛犬のリッチーに一目会いたい!

レジャネさんは、必死にガンと闘いながらも、自分の命がそれほど長くないことを察していたのでしょう。病床で毎日のように「リッチーにもう一度、もう一度だけ会いたいの。」と家族に訴えるようになりました。

リッチーはレジャネさんにとって特別な存在です。子犬で家族に迎えたリッチーを愛情深く面倒みて、たくさんのことを教えてきました。そして、愛犬との思い出もたくさん作ってきました。

自分の最期を悟ったレジャネさんは、どうしてもリッチーに一目で良いから会いたいと医師に相談します。

飼い主の最期の願いを叶えてあげたい

一般的に、病院に動物を連れて入ることはできません。この病院のルールも同様で、安全面や衛生面の観点から動物は院内に入ることはできませんでした。

すでに緩和ケアを受け、余命わずかなレジャネさん。必死に懇願する彼女の姿に、医師や関係者は心を動かされます。

「なんとか彼女に愛犬と対面させてあげたい」と例外的に犬を院内に連れてくることが許可されました。しかし、もう彼女に残された時間は迫っています。

動物が入っても大丈夫な状況を作り、綿密な準備を大急ぎで進めました。

余命わずかな飼い主と愛犬の対面

引用の出典元:www.youtube.com

医師やスタッフ総動員で彼女と愛犬の対面を見守る中、息子さんに連れられた愛犬のリッチーがベッドのそばまで来ました。

愛犬にしても、本当に久しぶりに飼い主さんと会うことができたのです。待ちきれないといわんばかりに、ベッドに立ち上がり尻尾を振って再会の喜びを全身で表現します。

息子さんがリッチーをベッドに乗せてあげると、酸素マスクを付けたレジャネさんに一瞬驚きながらも、必死にレジャネさんの顔にキスをしようと何度も飛びつきました。

スタッフは、ずれてしまった酸素マスクを付け直し、飼い主の安全を保ちます。

か細い腕で「イイ子ね、イイ子ね、リッチー!」とリッチーの体や頭を撫で続けるレジャネさんの気持ちはどんなものだったでしょう。

「もう、あなたと会えるのは今日が最後かもしれないの。リッチーありがとう。先に逝ってしまうことを許してね、リッチー・・・。」

医師やベッドの周りにいる数十人ものスタッフたちの顔には、笑顔と涙が溢れていました。

飼い主と愛犬の感動的な対面を見た医師たちは、今後は病院で愛するペットと最期の面会ができるようなシステムを作る予定だそうです。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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