雨の日も風の日も飼い主を待ち続けた

引用の出典元:www.thedodo.com

アメリカ、フロリダ州マイアミの住宅街に、1匹の犬が住み着いていました。

いつしか犬には"ジョーイ"と名前が付けられ、マイアミ地区の住人たちから雨風をしのげるよう、養生シートで囲われた段ボールハウスが提供されるように。

飼い主から捨てられたジョーイは、来る日も来る日も行き交う車を眺め、2度と戻って来るはずのない飼い主の姿を探し求めていました。

住人たちは食べ物や毛布を与え、なんとかジョーイを保護してあげたいと考えていました。しかし、ジョーイは住民が近づくと唸り声をあげて威嚇するばかりです。

それでも諦めずに何度かクレートに入れようと試みましたが、ジョーイは決して人を寄せ付けることはありませんでした。

住民一丸となって保護することに成功

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ジョーイにとって、この場所から動くことは2度と飼い主に会えないことを意味します。何があっても絶対に動くわけにはいきません。

しかし、そんなジョーイも大雨には勝てなかったようです。土砂降りの中、避難できる場所を求めて住宅の片隅に移動したのです。

このチャンスを失っては、もうジョーイを保護できない!と、住民たちは食べ物を上手に使ってようやく彼をクレートに誘導し、保護することができました。

しかし、長い期間一人ぼっちの生活をしていたせいでジョーイは見るからに痩せており、病院に連れて行く必要がありました。

住民の一人がジョーイを動物病院まで搬送することを買って出てくれました。

暖かくて愛がこもったベッドに尻尾を振る

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動物病院に運び込まれたジョーイの体にはノミやダニがたかっており、何カ所も傷が診られました。

飼い主をあの場所で待ち続けていたジョーイにしてみれば、この日は最悪な日に感じたかもしれません。入院初日には落ち込んでいる様子でした。

しかし、彼の中で何かが動き始めるのに時間はかかりませんでした。数日前までの段ボールハウスでは味わうことができなかった、フカフカのベッドを与えられると大きく尻尾を振って喜んだのです。

住民たちや動物病院のスタッフたちが、自分を大切にしてくれていることをジョーイは身をもって体感したのでしょう。

孤独で傷ついていたジョーイの心に、人間からの愛が届いた瞬間でした。

明るい未来への扉が開かれて

引用の出典元:www.facebook.com

獣医は動物保護団体に連絡を入れ、ジョーイは数日間の入院を経て施設に保護されました。

住民の一人がジョーイの医療費や明るい未来のために募金サイトで資金を募ると、アメリカ国内からだけでなくオーストラリアやイギリスからも善意の寄付が寄せられました。

ジョーイの体力と気力が戻れば、あとは大切に育ててくれる里親さんとの出会いを待つばかりです。

たった一人の飼い主の身勝手でジョーイは辛い経験をしてしまいましたが、住民や動物病院のスタッフを始め、世界中の人からの温かい善意のおかげで、明るい未来への扉が開きました。

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