犬の目の周りにできる涙やけとは?

引用の出典元:www.dogs4dogs.com

涙やけとは、犬の目の周りの毛が茶色く着色してしまう状態です。では、なぜこのような事が起こるのでしょうか?

その主な理由は、

  • 涙の排泄がうまくいかないこと
  • 涙に含まれるタンパク質の量や質が合わない


ことですが、アレルギー体質や骨格の問題も関係します。

涙の排泄がうまくいかない場合「鼻涙管」が狭いか、詰まっていることが原因の一つです。

眼瞼内反や涙袋が小さくて涙が外にこぼれやすい場合も涙やけが起こりやすくなります。

また、ドッグフード中のタンパク質や添加物が合わない場合も、涙の中のタンパク質が空気に触れて酸化することで、眼の周りの毛が茶色く着色してしまいます。

涙やけの原因は?

涙やけの原因は他にもあります。

  • 鼻涙管狭窄または鼻涙管閉塞
  • 眼瞼内反
  • アレルギー
  • ドッグフードのタンパク質の量や質が合わない


鼻涙管狭窄や鼻涙管閉塞は特に小型犬に多く涙やけの原因になります。鼻涙管とは眼の涙点から喉に向かって涙が流れる管の事を言います。この管が先天的に細く涙が流れにく状態を鼻涙管狭窄、後天的に詰まってしまい涙が流れにくい状態を「鼻涙管閉塞」といいます。

鼻涙管が閉塞したり狭窄したりすると、産生された涙が涙点から鼻涙管へ流れ出さず、眼の外へこぼれてしまいます。黄色いフローレス染色を眼球表面に落とし涙を染色し、約1分後に鼻の穴から黄色い鼻汁が出なかった場合は閉塞と診断できます。

眼瞼内反は瞼が眼の内側に入り込み瞼やまつ毛が常に目にあたってしまい、痛みや違和感から炎症を起こしたり、涙がこぼれてしまう状態です。

いずれにしても、涙がこぼれ出てしまうことで眼の周りの毛が濡れて、眼の周囲がただれてしまい皮膚炎を起こします。細菌やマラセチアが感染すると痒みが出たり臭いが強くなったりします。さらに涙が毛につくとタンパク質が酸化して茶色く変色し「涙やけ」になります。

涙のタンパク質は毎日食べるドッグフードやおやつに含まれるタンパク成分です。
このタンパク成分の量や質が体質に合っているかどうかで涙やけがひどくなったり、良化したりすることもあります。

同じドッグフードを食べても涙やけになるわんちゃんもいれば、全く涙やけにならないワンちゃんもいます。その差はやはり食物に対するアレルギーである可能性が高いと言われています。

涙やけになりやすい犬種



涙やけを起こしやすい犬種としては、


  • マルチーズ
  • トイプードル
  • チワワ
  • ポメラニアン
  • シーズー
  • フレンチブルドッグ
  • パピヨン


などがあげられます。

短頭種や小型犬に多く、大型犬では少ない傾向にあります。短頭種は鼻が押しつぶされるように短く、眼から喉に延びる鼻涙管が曲がってしまったり、圧迫を受け閉塞や狭窄になりやすくなります。

また、アレルギー体質も遺伝するケースもあります。

保存料や着色料などの添加物の多いドッグフードや金額の安すぎるドッグフードも使用されている原材料に問題のあるものもありますので、お気をつけください。

愛犬の目の周りにできてしまった涙やけの治療方法

引用の出典元:www.peppynet.com

涙やけの治療方法には、自宅でできる方法と動物病院で麻酔下で行う方法があります。

自宅でできる涙やけの治療方法


  • 暖かいタオルで目~鼻筋を優しくマッサージ
    →眼の周囲の血液循環を良くし、閉塞気味の鼻涙管の流れを良くする。
  • 涙やけ用のサプリメントやふき取るタイプのリムーバーを使用する。
    →サプリメントにも様々なタイプがあります。合うものを探す必要がありますが、必ず涙やけが良化するとは言えません。
  • 点眼薬
    →眼の周囲の炎症を良くし、涙点の閉塞を少しでも改善する目的でもちいます。
  • ドッグフードの変更
    →添加物があまり入っていないものや、タンパク源の種類が全く違うものや、アレルギー対策のフードに変更することで良化する場合もあります。特に、体に旧身が出る、クシャミを良くするなどのアレルギーのあるワンちゃんの場合はドッグフードを変更することで涙やけが良化する場合があります。


動物病院での治療方法


  • 鼻涙管洗浄
    →麻酔下で涙点から鼻涙管に洗浄液を流し、閉塞した鼻涙管を開通させる方法。一時的に鼻涙管の通りが良くなるが数カ月で元に戻ることが多いです。


様々な治療方法がありますが、根治することが難しい事が多いのも事実です。合った方法を根気よく見つけてあげてください。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi kaoridama
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