命の危険がない範囲なら喧嘩をやめさせる必要はない

引用の出典元:www.flickr.com

人間とすれば、喧嘩=嫌い、といった感覚ですが、犬は群れ社会の中で、自分のポジションを確立することで平和な暮らしを過ごせます。

『多頭飼いの喧嘩=安定した順位決め』ですので、飼い主が中途半端にやめさせると、いつまでも喧嘩が続くようになり逆効果なのです。

あまりにもひどい喧嘩で、犬の命が危険だという場合を除いては、基本的には安全を見守りながら犬の喧嘩はさせてあげましょう。

飼い主の誤ったジャッジが喧嘩をひどくさせる

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飼い主が、この子は喧嘩を先に吹っ掛けたから悪い、こっちの子はされた側だから悪くない、と勝手にジャッジをし片方の犬を怒り片方に優しくしたとします。

これは、犬から見れば全く理解できない行動です。怒られた犬の気持ちは、順位決めの目的から外れ、優しくされた犬へのヤキモチに変わってしまいます。

この多頭飼いのヤキモチによる喧嘩は、相手を血が出るまで噛むという凶暴性を助長させますので、絶対に誤ったジャッジをしないで下さい。

喧嘩をやめさせるなら、飼い主は犬に順位を付けない

先住犬と新参犬のどちらを優先するか、といえば、確かに先住犬をある程度優先してあげることで、犬のメンツは立ちますし、先住犬のストレスも少ないかもしれません。

しかし、多頭飼いで喧嘩が頻繁に起きている場合は、愛情における順位は付けてはいけません。愛情は何頭いても平等にかけてあげることで、犬は安定した精神でいられます。

居場所を離して喧嘩をやめさせる

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多頭飼いの場合、同じ壁際に並べてハウスを置いたり、並べてご飯を与えたりすることが多いのではないでしょうか。

実は、これ犬同士の相性が悪くて喧嘩を繰り返している場合、相当なストレスになっています。寝床はたとえ同じ部屋でも居場所を離す、ご飯もそれぞれの場所を作って安心して食べられるようにしましょう。

これだけでも、犬は自分のテリトリーを確保できますので、無駄な喧嘩はなくなります。

不思議なことに、水は共同の器でも犬同士が喧嘩することはありません。

血みどろの喧嘩をやめさせる方法


犬同士の大きさに関係なく、相手を妬ましく思ったり、自分の大好きなエサやオモチャを取られた時には、血みどろの喧嘩まで発展してしまうことがあります。

こんな喧嘩の時には、人間が手で押さえたり引き離したりするのは、大変危険です。犬のアゴの力は強大ですので、決して素手で仲裁に入ってはいけません。

喧嘩をやめさせる方法として、後足を持ち上げると良い、などという芸当はとても危険です。犬は興奮状態にあり、飼い主を認識できませんので、悪くすると思い切り噛まれてしまいます。

少し過激に思われるかもしれませんが、モップや長い棒といった道具を使って下さい。これはドッグトレーナーも行う正しい喧嘩のやめさせ方です。

両者を棒を使って引き離し、それぞれの犬を別の空間に移動させます。丸一日は最低でも顔を合わせない環境を作りましょう。様子を見ながら、再度喧嘩するようなら相性が悪いとあきらめて、住環境を別々にしてあげましょう。


犬の喧嘩を根本的にやめさせる


喧嘩した時の原因が何だったのかを飼い主はしっかりと把握します。単なる順位決めであれば、長引くことはありません。

ひどい喧嘩の場合が問題です。それが相手へのジェラシーだったのかもしれませんし、相手に嫌なことばかりされて、溜まりにたまった怒りが爆発したのかもしれません。

その原因を突き止めて解決することで、必ず喧嘩をしなくなります。

喧嘩ばかりする多頭飼いの飼い主は、犬からなめられてはいけないのです。いつも毅然とした態度をとり、かつ愛情深く平等に犬に接することが大変重要です。

犬から見て「うちの父ちゃんおっかないから喧嘩するのはやめておこう。」と怖がられるぐらいがちょうど良いのですよ。

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Tsunayoshi ひまわり
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