犬なのかコヨーテなのかもわからない状態だった

引用の出典元:globalnews.ca

マチュール・トゥルノーさんとギョーム・ルフェーブルさんは、カナダのバンクーバーをドライブ中に、犬のような動物を発見します。

コヨーテのようにも見えたのですが、「もし、犬であれば助けてあげたい!」と考え、念のため車をUターンさせることを決断します。

自分たち以外の車は動物の存在に気が付かないのか、どんどん通り過ぎて行きます。バンクーバーではアライグマやコヨーテなどの動物が頻繁に出没するため、あまり気に掛けなかったのかもしれません。


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■コヨーテ

動物に近づいてみると、コヨーテではなくシベリアンハスキーであることが判りました。メスのシベリアンハスキーはかろうじて立っていたもののだいぶ衰弱しているようで、彼らが近づいても逃げる気配はありません。

諦めたような表情で立ちすくむ犬の被毛は毛玉だらけで、全身は泥で汚れていました。


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車に置いていたサンドイッチを差し出してみると、怯えながらも彼らの手からサンドイッチを貪るように食べたのです。

死を目前にした捨て犬は極限に達していた

引用の出典元:globalnews.ca

彼らは、すぐに動物保護活動団体の『SPCA』に連絡を入れ、自分たちの車にシベリアンハスキーを乗せ団体まで連れて行きました。

2歳程度と推測されたメス犬の体重は、わずか15kg。成犬のメスであれば16kg~24kg程度ですから、ほんの少し痩せているのかと思いきや…。

絡まった被毛を除去してみると、あばら骨がくっきりと浮き出ており、まさに骨と皮だけの状態だったのです。

多くの車が通り過ぎて行く中、偶然にも2人の目に留まったことで一命を取り留めた保護犬。後に、SPCAのスタッフのドゥリーバーさんは次のように語っています。

「SPCAで働いてきた34年間、この保護犬のように骨と皮だけになった犬はいましたが、生きているケースはありませんでした。この犬がこんな状態で生きていたのは驚くべきことです。」

生き延びるために砂利を食べるしかなかった…

引用の出典元:globalnews.ca

"ウィロー"と名前が付けられた保護犬の状態を詳しく調べていくと、なんと胃の中に土や砂利が詰まっていることが判りました。

獣医師は「ウィローは生き延びるために、土や砂利を食べていたと推測されます。しかし、それらによって消化不良や腹痛を起こして苦しんでいたはずです。」と語りました。

どれだけの空腹と痛みに襲われていたのかを想像すると、心が痛みます…。

この後、ウィローを捨てた飼い主が判明します。ウィローのニュースを見た人が、隣人の飼っていた犬にそっくりだったことに気が付いたのです。

犬を捨てた冷酷な飼い主は、20代の学生でした。彼は動物虐待の罪で2000ドルの罰金に加え、10年間動物を飼うことを禁止されました。

セカンドチャンスを得た保護犬!

引用の出典元:globalnews.ca

獣医たちの懸命なケアを受けてウィローは健康な体を取り戻します。そして、ウィローにセカンドチャンスが訪れました。

発見者だったマチュール・トゥルノーさんが里親として名乗りを挙げてくれたのです。

「もし、この子に里親が現れなければ私が彼女の里親になり、永遠にくつろげる環境を用意します。」

彼が里親になったあかつきには、ウィローと一緒に湖やキャンプを楽しみたいということです。

捨て犬の多くは保護される前に死んでしまいます。命拾いをしたウィローには、本当に幸せになってほしいですね。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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