ドッグランがなかった理由:しつけの行き届いた犬たち

引用の出典元:shutterstock.com

日本でいうドッグランのような、リードを外して犬を遊ばせることを目的とする広場のような施設は、つい最近までイギリスにはありませんでした。

その理由は、犬のしつけと大きく関わります。

イギリスでは、犬は子犬の頃からPuppy Class (子犬教室)に通うなどして、他の犬と仲良くするようにしつけを受けます。そして公園などで他の犬に出会っても、多少は吠えられたりすることはあっても攻撃的になるような犬はいません。

犬を飼っていない家族が集う一般的な公園でも、愛犬家たちはそれぞれに犬を自由に散歩させています。

なので、イギリスではドッグランがそもそも必要ないのです。

とはいえ、雨の日が続くと飼い主も愛犬も散歩に行く気がなくなっちゃいますよね。

我が家のチワワのように、濡れるのが嫌いな犬であれば数日家にこもっていても問題ないですが、大型犬やジャックラッセルなどのように、雨も嵐も関係ない!なんて犬を飼われているご家庭は大変でした。

日本とは違った理由で、ドッグランが必要とされていたのですね。

しかし2014年、ついにイギリスで「国内初」の室内型ドッグラン Action Petz(アクション・ペッツ) がオープンしました。

イギリス国内初!そして、唯一の室内型ドッグラン

引用の出典元:shutterstock.com

年間146日間も雨が降るウェールズのカーディフに建設されたAction Petz(アクション・ペッツ)は、1860平方メートルもの広大な敷地です。

Action Petz(アクション・ペッツ)には室内ドッグランのほかにも、ペットホテル、グルーミングサロン、動物病院、犬の訓練士によるアドバイス、カフェもあるという充実ぶり。

オープンして1年で、すでに会員が1000人以上というのも納得です。

室内ドッグランには人口芝生が敷き詰められ、ベンチや鉢植え、遊具などを置いて本物の公園のような雰囲気を作り出しています。

施錠できるゲートから出入りするので、愛犬がうっかり逃げ出してしまう心配もありません。

安い?高い?入場料は1回で約1000円

引用の出典元:shutterstock.com

Action Petz(アクション・ペッツ)を利用するには、ワクチン接種、寄生虫駆除薬の投与が義務付けられています。

また、ドッグラン内で粗相のないようにトイレを済ませてから入場させる、など厳しいルールもありますが、みんなが快適に施設を利用するためには必要なことですよね。

年会費は10ポンド(約1900円)、1回30分の利用料が5ポンド(950円)かかりますが、雨の中お散歩して泥だらけの愛犬を都度洗わなければいけないことを思えば高くはないかもしれません。

Action Petz(アクション・ペッツ)の今後の展開に期待!

引用の出典元:shutterstock.com

慣れ親しんだものを好む保守的なイギリスでは画期的なビジネスですが、大手の新聞やニュースサイトには好意的な記事が多数書かれています。

国内初の室内ドッグランは、イギリスの愛犬家たちのお目にかかり運営は順調そうですね。

これだけ大きな敷地で充実した設備のドッグランは、世界的にみても多くはないかもしれません。

これを機に全国、そして世界中に広まってくれると、より多くの愛犬家に喜ばれそうですね。

無料で動物保護団体を支援する

協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo