出会いは、意外な場所で

引用の出典元:americanupbeat.com

野良犬がいつあなたのお気に入りになるかなんて、誰にも予測不可能ですよね?ここでご紹介するのは、エキストリーム・マラソン・ランナー(通常のマラソンの走行距離42.195キロ以上を走る選手)のディオン・レナードさん。

彼が野良犬にいたく気に入られたのは、彼が155マイルのクロス・カントリー大会に出場中のこと。ちょうど最も身体がきつくなってくる20マイルあたりでした。

ディオンさんが出場した大会は、この夏に開催さた4 Deserts Gobi March 2016という6日かけて自身の足だけで中国最大の砂漠を横断するもの。101名の選手が参加し、ディオンさんはそのうちのひとりでした。ライバルは他の100選手だけと思いきや、ディオンさんはちょっと変わった参加者がいると気付きます。

大会初日のレースが行われていたあたりに住んでいた小さな野良犬。彼女は人間の選手たちに交じって最初の22マイルを小走りすることで大会に参加表明したのです。

こんなところに、まさかの犬が

引用の出典元:blazepress.com

ディオンさんは小さな犬が選手たちのキャンプ場でうろついているのに気付いていました。しかし、彼女が長丁場になるこの大会に最後まで参加するとは夢にも思っていなかったのです。ところが、結果的には、彼女は大会の良きパートナーになりました。

ディオンさんは振り返ります。「大会2日目に、スタートラインに私が並んでいると、彼女が私を見上げながら横にいたんだ。レースが始まったころ、まさかこんな小さい犬がこんな長いレースを私のそばで走り続けられるわけがないと思ったよ。でも、驚いたことに彼女は2日目の走行距離の23マイルを走り切ったんだ。」

その日のレース後、選手のキャンプ場で、その犬は頑なにディオンさんのそばを離れなかったそう。それからというもの、ふたりはもう切っても切れないない仲に。ディオンさんはこの小さな新しい相棒をゴビと命名しました。

過酷なレースは続くけれど…

引用の出典元:blazepress.com

大会3日目もゴビの様子は変わりありませんでした。以前、人間に可愛がられることなく現在まで生きてきたこの犬は、ディオンさんとともに26マイルを走りました。

「こんな小さな身体からは考えられないぐらい、ゴビは大きなハートとレースに後れを取らない歩調の持ち主だ。」ディオンさんは語っています。

大会の4日目と5日目は、生憎天候がかなり厳しい2日間でした。ゴビの体調を考慮した大会主催者は、彼女をレースに参加させる代わりに、彼女をその日のゴール地点まで車で連れて行くことにしたそうです。この心憎い計らいは、ディオンさんが走り終えたときにゴビに会うことができるから。

大会最終日にあたる6日目。この日はゴビはレースに戻りました。もちろん、ディオンさんとチームメートとしてともに走り、最終ゴールのラインを超えるまで。

ゴビは155マイルのレースの半分以上を走り、小さい犬にしてはかなりの手柄だと、大会の参加者全員が口を揃えて言っています。ディオンさんは大会が終わっても、ゴビとの長い旅が続くことを願っています。彼のペットとして彼女をディオンさんの祖国スコットランドに連れて帰りたいと。

離れ難いふたり

引用の出典元:blazepress.com

通常、犬をイギリス国内に持ち込んで通関を済ませるには、かなりの手間暇を要します。規定では、動物検疫を受けるのに4ヵ月も税関で拘束されるのです。

しかし、ディオンさんは諦めず、必ずゴビをスコットランドに連れて来ると誓いました。中国にいる信頼できる友人にゴビを託し、再びふたりが一緒になれるよう動き始めています。現在、その夢を実現させるための寄付金がディオンさんのもとに多く集まっているそうです。

ディオンさんは語ります。「どうにかしてゴビをスコットランドに連れて行けるようにすること。忠犬としかいいようのないゴビに、自分がしてあげられるせめてものことなんだ。ゴビは私を人生の友に選んだ。だから、彼女が私と一緒にいられるよう、世界中から助けを借りて出来ることをやっているまでなんだ。」

運命の出会いは、どこにあるかまったく分かりませんね。遥か遠い外国で、しかもレース中なんて、ディオンさんとゴビのような出会いを経験した人(と犬)は、ちょっといないでしょう。過酷なレースがあってこそ、ふたりの絆はより強固なものになったのかも知れません。ディオンさんとゴビが、一日も早くスコットランドで再会出来る日が来るといいですね。

参照:Stray Dog Decides To Join 155-Mile Race — And Ends Up With A New Dad

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Tsunayoshi オリビア
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