交通事故に遭った犬を心配したのは犬だけだった

引用の出典元:ipetgroup.com

悲しい交通事故が起きたのは朝の7時。通勤時間で慌ただしく車やバイクが往来している時間帯です。

路上に倒れている犬を見て、助けようとする人は1人もいません。こうした光景は中国ではさほど珍しくないのでしょう。

この犬をこんな目に遭わせた人間は、とっくのとうにどこかに走り去った後。唯一、事故に遭った犬のそばに走り寄ったのは、白い野良犬だけでした。

野良犬自身、激しく往来する車やバイクにいつ轢かれてもおかしくない状況の中、ある意味、命を賭して仲間の犬を心配して駆け寄ったのです。

路上には、バイクを止めて犬の様子を見ている人はいるものの、誰も直接助けようというそぶりはなく、野次馬的に写真を撮るだけ。

仲間をなんとか助けようとするが…

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白い野良犬は、倒れた犬をどうやったら助けられるのか、放心しながらも懸命に考えます。

「ここにいたらダメ!向こうに逃げよう!!」倒れた犬の体を前足で揺さぶりますが、茶色い犬はまったく動きません。すでに犬は息を引き取っていたのです。

そんなことは野良犬ならわかっていたはずですが、それでも仲間が目覚める奇跡を待っていたのかもしれません。

時折、助けを求めるように人間がいる道路際に視線を送る野良犬。2匹の犬が明らかに困っているにもかかわらず、そこにいた多くの人間は一切手を貸そうともしませんでした。

これが人間の本性だというなら、いったいなんのために人間は生態系の頂点に立っていると言うのでしょう。人間によって無駄死にさせられる命のなんと多いことか。

かつて、日本でも「犬畜生」などという口汚い言葉が使われていました。犬は自分の命をも顧みず仲間を助けようとする美しい心を持っているのに、そんなことすらできない人間の愚かさが生んだ言葉です。

愛犬の死に泣き崩れた飼い主

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白い野良犬は誰も手助けしてくれないことを悟り、死んでしまった仲間の体を2本の腕と口で掴んで安全な場所に移動させようとします。

犬の懸命な救助が始まってから30分後。交通事故に遭った犬の飼い主と思われる人が駆け付けると、すでに亡骸となってしまった愛犬の元で泣き崩れてしまいました。

2匹とも野良犬だと誰しもが思ったことでしょう。実は、野良犬同士ではなく亡くなった仲間は飼い犬だったのです。

その悲痛な飼い主の心情を察した野良犬は、まるで飼い犬のように飼い主の膝に頭を擦りつけていたそうです。野良犬にとって、人間も大切な仲間なのでしょう。

経済の発展と引き換えに失われた人の愛

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あまりにも切なく悲しい光景ですが、おそらく誰も路上の2匹と1人に救いの手を差し伸べなかったに違いありません。

犬を人間以下の生き物として扱ってきたツケは、経済大国となった中国であろうが、そう簡単には払いきれないはずです。

お金を中心に幸せを見い出す人間と、大切な仲間を愛することに幸せを見い出す犬。

どちらが本当の幸せなのかを説いたとしても、非情な人間の心には届くこともなく、雑踏の音にかき消されてしまうのでしょう。

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