シェットランドシープドッグの外見の特徴:気品あふれるふさふさの長毛犬

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シェットランドシープドッグは長く粗いオーバーコートを持つ長毛犬種。さらさら&ふわふわの被毛がボリューミーにふくらんでかわいらしさを引き立てます。

特に首周りは、襟巻をしているような豊かなフリル上の飾り毛が生えており、顔の小ささをより際立たせています。

カラーは白・黒・茶(タン)のトライカラーやブラック&タン、ブラック&ホワイト、大理石のようなブルーマール(青灰色)、黒の遺伝子を持たないセーブルなどさまざまです。体に対して細く長い足先は、白の場合が多いようです。

顔の形が、鼻にかけて先細りになっており非常に気品を漂わせる雰囲気。目はアーモンド型で、小さな耳は半直立で耳の間が狭いのも特徴的です。

平均的な体重は、6~8kgで体高は35~37cm。

一時期人気を集めていたラフコリーと非常によく似た外見ですが、1~2回りほど小さく、日本の狭い住宅環境にも適していることから欧米などよりも日本で人気が高い犬種だと言われています。

シェットランドシープドッグの歴史


シェットランドシープドッグの原産はイギリス最北端のシェットランド諸島。

起源は18~19世紀頃で、ラフコリーと元々スコットランドにいたスピッツタイプ(ボーダーコリーの先祖とも考えられている)の犬を交配させて作り出されたと言われています。かつては「ドワーフ・スコッチ・シェパード」と呼ばれていました。

厳冬のスコットランドの中でも特に寒いとされるシェットランド諸島で生まれ、牧草地などで仕事をしていたため寒さに強い特徴を持っています。シェットランドシープドッグの密集した下毛は寒さ対策として生まれたと考えられます。

原種から考えると100年近くかけて作られたとも考えられますが、現在のシェットランドシープドッグとしての形が確立されイギリスのケンネルクラブで公認されたのは1909年。当時はショータイプと作業犬タイプに分けられていました。

日本で一気に知られたのは、昭和時代テレビが一般的に普及され始めたころに流行ったドラマ「名犬ラッシー」がきっかけ。ラッシーは大型のラフコリーでしたが、日本の住環境では飼育を断念する家庭が多く「小さなラッシー」として一躍人気者となりました。

火がついたようなブームが訪れると、悪質なブリーダーによる乱繁殖が行われることも少なくありません。その犬種のことを知らないブリーダーによる繁殖や「ほぼ素人」による繁殖では、過度に神経質な個体や遺伝的な疾患を抱える個体が出てきやすいので注意が必要です。

シェットランドシープドッグのブームはずいぶん前のことなので、今はすっかり落ち着きを見せていますが人気は変わらず毎年の飼育数ランキングでも20位以内をキープしています。

シェットランドシープドッグの性格:快活で遊び好きだが神経質な一面も

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シェットランドシープドッグは羊などの群れをコントロールして広い牧草地をかけまわっていただけあって、とても運動能力や活動性が高い犬種です。

俊敏で走り回るのが大好きで遊びも大好きなので、散歩や外遊びを多く必要とします。

牧羊犬や牧畜犬の特徴的な傾向でもありますが、走っている人や自転車、バイクなど早く動くものを見るとつい追いかけたくなってしまうという特性も。攻撃性自体は高くありませんが、警戒心や繊細さを持っているので、見知らぬ人や予期せぬ事態には吠えたり、噛みつこうとしたりしてしまうこともあります。

飼い主に対しては従順なので、どこにでもついてきたがったり遊びをせがんだり、愛くるしい一面を見せてくれます。

シェットランドシープドッグの寿命はどれくらい?


シェットランドシープドッグの平均的な寿命は12~14年程度。

寿命については個体差が激しいので、一概には言えませんが、平均寿命を参考にして年齢に合ったボディケアや食事管理を行うことは健康長寿を目指すためには重要です。

シェットランドシープドッグで気をつけたい病気

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シェットランドシープドッグを飼う上で特に気をつけておきたいのは関節疾患や股関節形成不全によるトラブルです。小型化された時に、特に足が細くなったことから骨折や脱臼をしやすい犬種でもあるのです。

非常に活発でクルクルと動き回るタイプで怪我をしやすい傾向にあるので、筋肉をつけたり、無理なジャンプをさせないようにしたり飼い主が気をつけてあげましょう。

遺伝性の眼疾患もあり、「コリーアイ」と呼ばれる視力障害や網膜剥離などの眼障害を抱えていたり、白内障を患うことも。「コリーアイ」は眼底検査で知ることができます。

またシェットランドシープドッグは、フィラリア予防薬の「イベルメクチン」を投薬すると重篤な副作用を引き起こす可能性があるということがわかっているので注意が必要です。

シェットランドシープドッグの飼い方や向いている家庭


シェットランドシープドッグは賢く遊び好き、愉快な家庭犬ですがその特徴として、「キャンキャン」という甲高い声を出すことがあります。

警戒心やストレスなどから来る無駄吠えが多いタイプで、番犬に向いていると言われていますが密集した住宅街では騒音問題になることも少なくありません。

また性格のところでも取り上げましたが、早く動くものに対して反応して追いかけることも。

特に高い声を発しながら走り回る子供の集団などを見ると、牧畜犬としてのハーディングの本能が目覚めるシェットランドシープドッグも少なくありません。走り回る子供をひとまとめに集めようとして、羊や牛にするように足首を噛んでしまって問題になることがあります。

目立つ吠え声や本能による噛みつきや追い回しは、問題行動として見られることがあるので、できるだけ予防と対策をしておくことが大切です。

子犬の頃からしっかりと飼い方を学びしつけをして、外でもコントロールできるようにしたり、ストレス発散のためにたっぷり運動させるように心がけましょう。考えるのが得意なタイプなので、頭を使って考えさせるような頭脳トレーニングを行うのも精神的に満足させる上で有効です。

とは言えしつけをしっかりとしていても、吠えるのをゼロにするのはむずかしい犬種でもあります。
そのため防音性の低いマンションや住宅密集地にはあまり向かないかもしれません。

また、豊かな被毛は絡んだり毛玉になってしまいがちなので毎日のブラッシングは必須。ブラッシングをして古い毛を取り除くことで皮膚炎の予防にもなるので、こまめなお手入れを欠かさないようにしましょう。

ウヒャウヒャ!はしゃぐシェットランドシープドッグの子犬動画♪

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シェットランドシープドッグの2か月の子犬の様子がなんて、かわいすぎる!!!ボールひとつでこんなに盛り上がってくれるならいくらでも買ってきちゃう♡

シェットランドシープドッグの魅力と特徴まとめ


シェットランドシープドッグは明るく活発で本来家庭内では温厚な性格。子供とも遊びを通じて仲良くなることができ、友達のような関係性を築くことができます。

牧畜犬・牧羊犬としての本能をうまく遊びで発散させてあげることでイタズラや無駄吠えなどを防ぐこともできます。

軽いジョギングやフリスビーなど走りをおりまぜた遊びや散歩を通じて、シェットランドシープドッグが本来持つ魅力や特徴と上手につき合って楽しくドッグライフを満喫して下さいね。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi MEG
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