ピンク色のイボ

引用の出典元:www.photo-ac.com

ピンクっぽい色のイボは、イヌパピローマウイルスという、自然界に存在するありふれたウィルスによる皮膚病の一種です。

一般的なイボで「皮膚乳頭腫」と呼ばれます。子犬や老犬、病気を持っている犬など、免疫力が低下していることが原因で発生します。

このタイプのイボの症状は、大きさが1センチ以下のものが多く、円形のものやカリフラワーのように皮膚が割れたような形状です。

犬が掻いたりブラシで傷がついたりすると、出血することもあります。先端部分だけが黒っぽく変色し、先端だけポロっと落ちるケースもあります。

ほとんどの場合、色味が変わることはなく、半年ほどで消えるケースもありますし、数年以上そのままの場合もあります。悪性ではないことが多いので、あまり心配する必要はないイボです。

ただし、血が出てしまうとウィルスですので、他の場所に転移していくつもイボが発生します。多頭飼いの場合は感染することもあります。

もし、大きさや色が急激に変化するようなら、扁平上皮癌などに変化してしまった可能性がありますので、獣医の診察を受けて下さい。

プヨプヨした柔らかい感触のイボ

犬の皮膚がぽこっと膨らんで、プヨプヨした柔らかい感触のイボは、「脂肪腫」の可能性があります。脂肪腫は、皮下組織に脂肪の塊のような腫瘍ができる病気です。

比較的高齢犬にみられますが、若い犬でも発症する病気です。犬のお腹、胸、脇の下などに多く発生し、形はボールのような球状や、魚の浮き袋のような楕円形です。

なぜ発症するのか原因は解明されていませんが、皮下組織や胃や腸を保護する皮膜部分に多く発症することがわかっています。大きさは様々で、1センチ程度のものから、テニスボール大を超えるような脂肪腫まであります。

脂肪腫は良性の腫瘍ですので、症状が悪化せず首輪の装着や歩行に障害がなければ、現状のまま切除しないケースが多い病気です。

しかし、足の筋肉の内側に発症した場合の脂肪腫は、簡単に除去することができませんので、最悪、脚を切断するケースもあります。

ニキビのように見えるイボ

小さくてポツンとしたニキビのように見える発疹はイボではありません。犬の「膿皮症」の可能性があります。膿皮症の症状は、当初は小さなイボに見えますが、次第に赤みや痒みが増してきて、ジュクジュクとした膿が出てきます。

犬の皮膚に常に存在する常在菌の一種、ブドウ球菌が異常繁殖して起こすのが原因の皮膚炎です。不衛生、怪我、ホルモン異常、アトピーなどが原因となって、皮膚の免疫力が下がった時に発症しやすい病気です。

犬の体全般にできますが、顔や脇の下、内腿や指の間、背中といった場所に多く発症します。膿皮症が出来てから、しばらく経って発見した際には、既にかさぶた状になっていることが多いです。

膿皮症の症状は放置しておくと、全身に広がる傾向にありますので、発見したらすぐに動物病院で検査をしてもらいましょう。適切な処置によって、数週間で完治します。

黒っぽいイボ

引用の出典元:www.photo-ac.com

犬の体に、黒っぽいイボが発見されたら、それは「黒色腫」かもしれません。黒色腫はメラノーマとも呼ばれ、良性のメラノサイトーマと、悪性のマリグナントメラノーマがあります。

この病気は、なぜ発症するのか原因はわかっていません。また、場合によっては色素がない黒色腫もありますし、動物病院で病理組織検査を受けないと、良性か悪性かの判断はつきません。

皮膚にできるメラノーマのほとんどは良性の場合が多いのですが、手術によって除去するケースが多い病気です。

症状は、皮膚にできる小さな黒っぽいイボのようなものから、目のふちに出来る1ミリ程度の小さなイボ状に見えるもの、3センチ程度のしこり状、口腔内のコブのようなものなど様々です。

悪性のメラノーマが発症すると、犬が無気力になったり、食欲不振や痩せてくる、嘔吐や下痢、リンパ節が腫れるといった症状がみられます。

悪性のメラノーマの場合、黒っぽいイボが急激に大きく成長したり、形が崩れたり、汁が出てきたりするので、このような症状が既に出ていれば、早急に動物病院で検査をしてもらいましょう。

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Tsunayoshi ひまわり
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