ダックスフンドの最大の特徴は「胴長で短足」

引用の出典元:www.flickr.com

ダックスフンドの最大の特徴といえば、やっぱりその体型。

体長が体高の2倍もあり、全犬種の中で最も「短足、胴長」の犬として知られています。

穴熊を追って地中の穴の中に潜り込み、その中を思い通りに移動できるように胴長・短足の体型に作られたといわれています。体型に加えて、獲物を捕える顎の強さや獲物を仕留めるための優れた体力も兼ね備えています。

そしてもうひとつの特徴は、鋭い嗅覚と大きな吠え声。

ダックスフンドという名前のとおり、「穴熊=(dachs:ダックス)、フンド=hound(ハウンド:獣猟)」ハウンドグループの中の嗅覚ハウンドに属しています。

穴熊猟は嗅覚によって穴を捜すことに始まり、その穴に入り込んで穴熊を発見・威嚇し、穴から追い出す方法で行われますので、鋭い嗅覚と大きな吠え声は地中での狩猟にとって大変役に立っています。

ダックスフンドの被毛は、大きく3つのタイプに分けられています。

艶のある短毛のスムースタイプは、この被毛で雨風から体を守ります。なめらかな長毛のロングタイプは、少しウェーブがかかっていることもあり、スムースタイプよりもさらに体を保護する役目を果たします。

ピンと張った太い硬い毛のワイヤータイプは、密集した下毛が体を十分に保護する役割をしています。

毛色は被毛の種類によって多少の違いがあります。

スムースタイプとロングタイプ


  • レッド
  • レディッシュ・イエロー
  • イエロー(クリーム)
  • ブラック&タン
  • ブラウン&タン
  • ブラック&イエロー
  • ブラウン&イエロー

その他にダップル(大理石様)、タイガーブリンドル(縞目)、ブリンドル(縞目)などがあります。


ワイヤータイプ


ワイルドボア、または枯葉のような色の単色、その他スムースと同じ色となります。


繁殖の努力が実って確立したダックスフンドの歴史


15世紀頃のオーストリアやドイツの山岳地方に存在したと考えられているダックスフンドは、16世紀に発見された資料に「背が低く曲がった足の犬」と書かれていたことが分かっています。当時は「穴を掘る小型犬」、「ダッケル」、「アナグマ犬」などと呼ばれていたようです。

ダックスフンドは、3つの被毛タイプと3種類のサイズがあります。

初期のダックスフンドは滑らかな被毛で覆われたスムースタイプでしたが、その後「bracke(ブラッケ)」と呼ばれるミニチュア・フレンチ・ポインターと交配されます。

スムースタイプのダックスフンドが、スパニエル系とジャーマン・ストベルフンドと繁殖され、ロングタイプのダックスフンドが誕生したとも言われています。

さらに害獣を仕留めるテリアタイプのピンシャーと交配し、ワイヤータイプのダックスフンドが生まれ徐々に種類が増えていったと考えられています。

身体のサイズは、大きな方からスタンダードのダックスフンド、ミニチュアダックスフンド、カニンヘンダックスフンドとなります。それぞれのタイプのダックスフンドは、その地域の地形や天候などを考慮に入れて狩猟に適した特徴を持たせて繁殖されました。

どのダックスフンドも、タフで頑強な上、穴熊や狐などの小型の哺乳動物をすばやくしとめる能力に長けています。

1900年には、非常に小さなサイズのダックスフンドが登場し、ウサギなどのより小さな獲物を追う猟犬として活躍しましたが、たまたま生まれた中で一番小さなサイズの子犬だったり、残念ながらどれもダックスフンドの特徴を欠いているといったことがあったようです。

そこで1910年、ダックスフンドの改良のための厳しい基準が設けられ、スムースタイプはミニチュアピンシャー、ロングタイプはパピヨン、ワイヤタイプはミニチュア・シュナイザー、というようにそれぞれのタイプを他の犬種と交配させることになりました。

毛質によって性格の違いがあるダックスフンド

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ダックスフンドは、基本的には独立心が強いという性格が特徴です。これは、かつて穴熊猟をしていた名残ともいえるかもしれませんね。

反面、家族で行動するのが大好き!

愛情深く、小さなお子さんのいる家庭でも上手く暮らしていくことができます。

ただ、警戒心がとても強いので、家族以外の初めて合った人や子供には神経質になりやすく、突然吠えたり攻撃的になってしまうこともあるので注意した方が良いかもしれません。

基本的な性格はあまり差は無いのですが、繁殖の関係で毛質によって性格の特徴が多少の違いがありますので参考にして下さい。

  • スムースタイプ・・・人懐っこく明るい、飼い主に忠実
  • ロングタイプ・・・比較的穏やかで甘えん坊、やや神経質なところもある
  • ワイヤータイプ・・・他のタイプより社交的で気が強い反面、陽気で好奇心旺盛

ダックスフンドの寿命はどれくらい?


ダックスフンドの平均寿命は14~17歳くらいとされています。

他の犬種に比べて、長生きの傾向にあるようですね。日頃からの体調管理をすることや生活環境を整えることで、ますます長生きできるようにしたいものですね。

ダックスフンドの特徴的な病気とは?

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ダックスフンドの特徴的な病気と言えば、椎間板ヘルニアであることは良く知られています。

症状として、初期の段階では、歩き方に違和感(足を引きづるようになったなど)がある、活動的でなくなる、段差でつまづくようになるといったものです。

この病気を予防するためには体重管理が大切なのはもとより、運動でしっかり筋肉をつけることも大切です。

また、フローリングなどの滑りやすい床は椎間板ヘルニアを引き起こしやすくなります。高いソファやベッドなどに頻繁にジャンプさせるような環境は避けたほうがいいでしょう。

ダックスフンドは垂れ耳ですから、中耳炎や外耳炎にも注意が必要です。

原因とはしてはダニや耳垢が考えられますが、その他にも食事による影響など、さまざまなことが考えられます。頻繁に耳をかくようになったり、耳の中が臭くなるなどの症状が出るようになったら、早めに獣医師の診断を受けることをお勧めします。

基本的に、耳の中は清潔に保つように心がけることが大切ですね。

また、小型犬に多い「膝蓋骨脱臼」は、後脚の膝蓋骨という膝を支えるお皿の部分の腱膜のゆるみ、お皿の溝が浅い時になどに起こりやすく、ひどくなると歩くことが困難になる場合があります。

その他には、最近増えている病気のひとつの「糖尿病」や、「乾性結膜炎」などがあります。

ダックスフンドと楽しく暮らすための飼い方とは?


ダックスフンドはとても活発な犬種ですから、お散歩は毎日2回くらい、1回あたり30分から40分くらいの時間かけてあげたいものです。また、遊ぶことも大好きですからお友達犬とたまにはドッグランなどを活用するのも良いかもしれませんね。

ただし、滑りやすい地面や高い場所から飛び降りるような場所などは、椎間板ヘルニアの原因になる腰や関節に負担がかかりますから、平らな地面や芝生、またはゆるやかな斜面を利用してみてください。

また、比較的に肥満気味の子が多いダックスフンド。可愛いのでついついおやつをあげ過ぎたりしてしまいますが、他の犬種以上に体型的なバランスには気を配らなくてはなりません。

体重だけではなく、身体をくまなく触り、脂肪がつきすぎていないかなどチェックしてみてください。

被毛のケアは、スムースタイプ・ロングタイプ・ワイヤータイプいずれにしても、出来れば毎日短い時間でも良いのでブラッシングをしてあげましょう。

特に、お腹のあたりは地面に近くで汚れやすいので、お散歩後などは濡れタオルで拭いてあげると良いでしょう。

早く!早くぅ!お風呂が大好きなダックスフンドの動画

引用の出典元:www.youtube.com

ホントにお風呂が大好きなんですね…というより、水遊びが好きなのかなぁ(^^)

飛び乗ったりするのは見ていてちょっと怖いけど、楽しそうにしてくれているのは何よりですね♪

ダックスフンドの特徴まとめ


いかがでしたか?

一時期、人気が下降した時期もあったようですが、ここ数年は不動のTOP3の人気犬種のダックスフンド。

ダックスフンドは、基本的には物事に動じない明るい性格の犬種ですから、私たちのドッグライフを豊かなものにしてくれるに違いありません。

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