犬を助けたい一心で森から保護したものの…

引用の出典元:www.thedodo.com

2017年3月、高齢の夫婦が森の中でその犬を発見したとき、歩けない状態に陥っていました。全身に疥癬による脱毛や傷跡があり、足はパンパンに腫れ上がっていたのです。

夫婦はそのまま見過ごすことができずに、犬をかついで家に連れて帰りました。しかし、この犬を助けたい気持ちはあったものの、どうやって介抱すれば良いかわからなかったのです。

虫刺され用の薬を塗ったものの、全身からガサガサした細かい皮膚がこぼれ落ちる犬を家には入れられず、玄関先の古びたクッションに寝かせるしかありませんでした。

そんな犬の状態を見た近隣住民は、動物保護団体『StreetsToSheets Animal Rescue』に連絡を入れ、救助を求めます。

夫婦の元に訪れた創設者のベーラさんは、高額な医療費がかかることを伝え、犬を保護しました。

どこを触っても痛みで泣いてしまう…

引用の出典元:www.thedodo.com

ベーラさんは夫婦から引き取った犬に"モーグリ"と名付けます。モーグリの名前は、「ジャングル・ブック」の主人公の少年"モーグリ"が、オオカミに助けられ森で生き残った、という話から命名されました。

4月1日、モーグリを動物病院に連れて行き一緒に診察を見ていたベーラさんは、思わず号泣してしまいます。

モーグリは全身に炎症があり、所々深い傷跡も。尻尾や足からは血がこぼれ落ち、どこを触っても痛がって鳴き声を上げるのです。

ベーラさんは嗚咽をこらえながら、唯一痛がらなかった顔を撫でてモーグリを励まします。

しばらく病院で治療を受け、退院したモーグリを自宅に連れ帰りました。その日は恐怖が抜けないのかずっと震えていたと言います。

ベーラさんはそんなモーグリから「信頼しても良いんだよね」という心の声を感じ、人間は信頼に値することを懸命に伝えました。

たくさんの人から愛されて

引用の出典元:www.thedodo.com

ベーラさんは家族全員でモーグリに一心に愛を注ぎます。痛くないように優しく撫でて、人間の優しさを伝えます。

モーグリは薬用バスや抗生物質、痛み止め、そしてたくさんのご飯を食べ、少しずつ元気を取り戻していきました。

団体のFacebookでモーグリを取り上げると、たくさんの人がモーグリの写真や動画を共有し、あちこちから毛布やオモチャ、オヤツ、新しいベッドが届けられました。

その中に、のちにモーグリの里親になる、ペンシルバニア州に住むチルコートさん家族からのプレゼントもありました。

プレゼントの「イースター・バスケット」には、たくさんの美味しいオヤツやウサギのぬいぐるみなどが入っていて、モーグリは興味津々です。

すでに3匹の犬を飼っているチルコートさんは、このときは単なるモーグリファンの一人で、里親になるつもりはまったくありませんでした。

新しい里親の元で犬らしい日々を過ごす

引用の出典元:www.facebook.com

しかし、モーグリが元気になっていく様子を見ていたチルコートさんは、自分自身が恋に落ちていることに気が付いたのです。

そしてご主人に、「彼を他の誰でもなく、私の元に連れて来たいの!」と、モーグリの里親になりたいことを告げました。

もちろん答えはOK!保護団体のベーラさんもこの話を聞いたとき、モーグリを愛する彼女なら安心だと、諸手を挙げて喜びました。

ベーラさんはモーグリと過ごした1カ月の思い出を胸に、テキサスから2,000キロ近くもあるペンシルバニアまでの長旅を無事終え、チルコートさんにモーグリを託しました。

こうしてチルコート家の正式な家族になったモーグリは先住犬たちともすぐに仲良くなり、オモチャの取り合いまで上手にできるようになります。

「イースター・バスケット」を買った地元のお店でも、モーグリが家族になったお祝いをしてくれました。

チルコートさんは、栄養を考えた食事やビタミン、オーガニックココナッツオイル、クロロフィルなどを与え続け、「大好きのハグ」も欠かしません。

その結果、モーグリはさらに健康状態が良くなり、フカフカで濃い被毛も生えてきたのです。



森の中から解放してくれた最初のご夫婦は、残念ながらケアする知識や余裕がなく里親になることはできませんでした。しかし、モーグリがこうしてチルコート家の家族になれたのは、発見してくれたご夫婦のおかげです。

チルコートさんは愛するモーグリのことを「私のハートにつけられた彼の足跡は、ダイヤモンドの指輪なんか比べ物にならないほどの価値があるの」と語っています。

モーグリの未来には人に愛され、犬友達と遊び、美味しいご飯を食べるという、ペットして当たり前の幸せな時間だけが待っています。モーグリ、これからも素敵な家族の元でたくさん楽しい経験をしてね!

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Tsunayoshi ひまわり
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