何度経験しても胸が締め付けられる

引用の出典元:www.facebook.com

アメリカに住むクリスさんとマリエサさん夫婦は、犬の里親としてたくさんの犬たちを引き取っています。

「シェルターで殺処分される予定の老犬や、引き取り手のない犬たちの命を救いたい!」その熱い思いが活動の原動力です。

7月1日、ニューヨークのシェルターから引き取ったのは推定10歳のオス"イギー"でした。イギーの被毛は汚れっぱなしで伸び放題。綺麗にしてあげれば、どれだけ可愛いことか。

クリスさんは自身のFacebookで胸の内を語りました。

「人間の勝手で捨てられた犬を家族として迎え入れるのは、何度経験しても胸が締め付けられる思いです。いったい、どうしてこんなにも残酷な仕打ちができるんだろうかと…」

7月2日、クリスさん夫婦は、老犬イギーを丁寧にシャンプーして綺麗にしてあげます。実は、年老いたイギーはガンを患っていたのですが、この日はまだ知る由もありませんでした。

病気だらけだった保護犬

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7月3日、イギーの容態が悪くなってしまいます。お腹が異様に膨れ上がっているのです。夫婦は大急ぎでイギーを救急動物病院に連れて行きます。

診断の結果、腹水が溜まっており、クッシング症候群を患っていることが判明しました。この病気になると筋肉の萎縮や脱毛、おなかが膨らむといった症状がみられます。

さらに前立腺も肥大しガンまで発見されます。感染症の影響で腎臓もやられていました。

イギーが保護されたシェルターでは、死を迎える老犬に対してお金を掛けることはなく、なんら治療を施していなかったのです。

この日の晩は治療を行うため、動物病院にイギーを預けて帰ることになります。

家族全員で記念撮影!

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7月4日、この日は退院できず、もう一晩治療が施されることになります。クッシング症候群の影響で筋力が弱っていたイギーですが、夫婦の前で自力で歩いて見せました。イギーは生きる意欲を失っていません。

7月5日、イギーは無事に退院できました。夫婦は早速家族全員で記念撮影をします。イギーを中央に、グレイハウンドやピットブルたち、総勢7頭の犬たちがイギーの退院を祝福しました。



柔らかいベッドの感触も、たくさんのお友達に囲まれたのも、温かいママの腕に抱かれて眠るのも、すべてがイギーにとって初体験です。

これからの余生を温かい家族とともに暮らせるようになったイギー。Facebookでイギーの症状を知った人からは「イギー専用の乳母車」が贈られてきました。

夫婦の立ち上げたNPO団体は、全米の里親として協力してくれる人たちと提携し、企業からの寄付金によって活動を継続できるシステムで運営されています。それでも、こうした温かい寄付はいつでも歓迎に決まっています。

「みんな、イギーは生きるぞ!」の宣言も虚しく

引用の出典元:www.facebook.com

7月6日、イギーは初めてのアイスクリームを経験します。そして、Facebookにイギーの可愛い写真をアップし、みんなに宣言しました。

「みんな、イギーは生きるぞ!イギーの新しい人生がついに始まったんだ!」



しかし、宣言から数日後の7月10日、イギーが苦しみ始めたのです。イギーの小さな体を抱きしめてキスするママの気持ちは張り裂けそうでした。

そして、イギーを見捨てた愚かな飼い主に向かって、怒りのメッセージをアップしました。

「私たちの愛するイギーを捨てたあなたへ

あなたはこの小さな愛らしい命を、どれだけ苦しめ痛めつけたのかを知っていますか!?

私たちの愛するイギーは今、全身であなたの無責任さ、無慈悲さ、そして冷酷さを訴えています。

あなたは命を尊ぶということを知らないのですか。愛するということを知らないのですか。

そんなあなたに吐き気がします。

あなたはこの子の命を踏みにじり、放棄しました。いつかその罰が下るでしょう。

この子は自分の糞尿にまみれて助けを待ち続けていたんです。関節炎の足も、白内障で失われた視力も、腹水でパンパンになったおなかも、去勢手術をしなかったが故の苦しみも、すべてすべてあなたのせいなのです。

どうして私たちがこの子を失わなくてはいけないのですか?

どうしてこの子を愛する多くの人が、これほど悲しまなくてはいけないのですか?

それは、あなたが過ちを犯したからです。」



7月14日、イギーは天国へと旅立ちました。イギーが夫婦の家族でいられたのは、実質わずか11日間でした。たとえ一緒にいた時間は短くとも、夫婦とイギーの間にはすでに大きな絆が生まれていました。

「イギーは、私たち家族に足りないものを補ってくれたし、彼が私たちを必要とする以上に私たちはイギーを必要としていました。

でも、イギーはもうこの世にはいないのです…。もっともっとイギーとの時間を共有したかった。もっとベッドで一緒に寝たかった。」



夫婦は、あっけないイギーの死を前に、自分たちの無力さと深い悲しみに捉われました。大切な命を平気で捨てる飼い主への怒り、悲しみはどれだけのものでしょうか。

この夫婦の気持ち、そしてイギーの死を無駄にしないためにも、私たち愛犬家は犬を捨てる行為に対して、本気で声をあげなければいけませんね。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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