盲導犬が生まれたきっかけ

古代ローマや中国など、遺跡の発掘調査により盲導犬がいたのではないかと推測されています。

19世紀に入り、オーストリアでは盲導犬に対する新しい考え方が生まれ、書籍も出版されました。現在のような形での訓練を提唱し始めたのは第一次世界大戦の頃です。

戦傷者が増え、盲導犬に注目が集まりました。

20世紀に入りドイツでは盲導犬訓練所や国立の盲導犬学校などが設立され、フランスやイギリス等の周辺国やアメリカ、オーストラリアなど世界各地に広がりを見せました。

日本の盲導犬の歴史

昭和13年にアメリカ人の盲導犬を連れた旅行者が来日し、盲導犬という存在が初めて日本で紹介されました。

これをきっかけに、愛犬家兼実業家の数名がドイツから盲導犬を輸入し、視覚障害のあった軍人に寄付をします。

その後大戦が激化し、盲導犬事業もストップしました。昭和32年に初めて日本で訓練された盲導犬「チャンピィ」が誕生。

昭和40年代から平成にかけて、全国各地で盲導犬育成施設が設立されました。

盲導犬になるには

盲導犬になる方法は協会により異なりますが、主に次の通りです。

繁殖犬のボランティア宅で誕生し、2か月くらい母犬や兄弟犬と過ごした後、約10か月間パピーウォーカー宅で愛情を受けながら社会勉強をし成長していきます。

その後、訓練センターで様々な経験を積み、約1年間で評価が出ます。その際、10頭いれば3~4頭まで絞り込まれます。

合格したら盲導犬協会の共同訓練を4週間体験し、最終テストをクリアした犬が晴れて盲導犬として活躍することができるのです。

なかなか狭き門ですね。

引退した盲導犬はどこへ・・・

盲導犬は10歳の誕生日を迎える頃に、引退させるところが多いようです。人間でいうと60歳くらいですね。

盲導犬の平均寿命は12歳くらいで、ペットとして飼われている犬と比べても遜色はないようです。

以前テレビで、福島県の盲導犬のリタイアするシーンがあり、最初に一緒に暮らしたパピーウォーカーさん宅に引き取られていきました。

子犬の頃に過ごせた家に帰ることができて、その盲導犬は幸せそうでした。

長い間お仕事お疲れ様でした!

無料で動物保護団体を支援する

協力:NPOを無料で簡単に支援できる!gooddo

この記事についたタグ

この記事を書いたライター

Tsunayoshi 原田真衣
読者の皆様により良い情報をお届けします!

話題のキーワード

今話題のしつけ関連ワード