アメリカ独立記念日、犬が花火を怖がる理由

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アメリカ独立記念日はアメリカの家族が集まって過ごす大事な日になっています。アメリカ国内各地でフェスティバルが催され、盛大に花火が打ち上げられます。アメリカでは個人での花火の打ち上げを禁止している州もあるため、イベントで打ち上げられる花火を楽しみにしている人が多いです。反面、犬が花火に怯えて逃げ出すことがあり社会問題としても取り上げられています。動物保護施設では、毎年この時期に犬の管理徹底を呼びかけています。

なぜ、犬が花火に怯えるのか。少なくとも犬の40パーセントが「騒音恐怖症」の症状があり、大きな音に恐怖を感じてしまいます。花火の音だけではなく大音量のパーティや、街頭騒音、雷や建設現場の騒音などでも起こり得ます。犬の場合、大きな音に対する恐怖は危険に対する正常な反応です。大きな音を聞いた犬は、差し迫った危険を回避するように本能が反応するので、吠えたり、暴れたり、逃げようとします。しかし大抵の場合、犬は状況を見て「危険がなくなっている」と感覚的に判断すると落ち着きを取り戻していつもの様子に戻ります。ただし、すべての犬がそうだとは限りません。

大きな音対して「騒音恐怖症」がある犬は花火や他の大きな音に反応すると、変な行動や心理的な反応が他の犬よりも長く続くことがあります。不安による発作のようなものです。

現在、「騒音恐怖症」の根本的な原因は解明されていませんが、経験の不足や理解の不足、ストレス反応、周囲環境の影響によって起こるなどいくつかの理論が考えられています。

犬を花火の不安から守るために

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もしあなたの犬が花火の音を怖がったら。犬の大きな音による不安を克服してあげることで花火があがる時間を快適に過ごすことができるようになります。花火の大きな音の恐怖から犬を守るための方法をいくつか紹介します。

花火が打ち上がる前に:
犬が花火の音でストレスを感じる場合、花火が打ちあがるイベントの数週間前から、ゆっくりと花火の音を聞かせてあげてください。犬が安心できる落ち着いた環境で、花火の音のビデオやCDを再生して音を聞かせることで慣れさせることができます。日常の中に取り込むことで花火の音への反応を薄くしていきます。

甘やかさない:
犬が動揺している時、抱きしめてなだめるのが一番いい答えのように思うかもしれませんが、本当はそうではありません。実際には恐怖を増長させています。抱きしめる代わりに、いつものように振る舞いながら話しかけて、大きな音が怖いことではないことを示してあげましょう。いつもと変わらない環境を提供して安心させてあげるのが大事です。

家の中に入れる:
可能な場合は、花火が打ちあがる時間だけ、家の中に犬を入れてあげます。窓を閉じてカーテンを引いて、ラジオやテレビの音と光を最小限にしてください。家の中に居れば逃げられる心配もありません。

一緒に遊ぶ:
大きな音から気を紛らわすのには飼い主と一緒に遊ぶことが一番です。花火や騒音が鳴ったら、大好きなおもちゃを出して、一緒に遊んであげましょう。

獣医に相談する:
上記の方法を試してみても犬が落ち着きを取り戻せず不安な状況が続く場合は、獣医に相談してみましょう。犬の神経を落ち着かせる方法や薬の処方などアドバイスをもらうことができます。


ある程度の犬は花火や他の大きな音を怖がることがあります。私たちは犬が大きな音を怖がる原因や犬の気持ちが正確には分からないかもしれないけれど、犬のストレスを最小限に抑えることができます。

その方法は、飼い主がなぜ犬が大きな音を怖がるのかその発生の原因とタイミングを理解すること。不安を最小限に抑えることもできるし、対処するときにも役立ちます。

特に子犬にとっては初めての経験に恐怖をより強く感じる場合があります。年を増すごとに恐怖が増幅されて習慣化することもあるので、初期の対応が大事になってきます。

また、外で飼われている犬も常に大きな音へストレスを感じている場合があります。なぜ吠えるのか、暴れているのか様子を見ながら対処方法を考えてあげましょう。

日本の花火大会でも要注意

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日本でも夏祭りの季節が近づいてきました。アメリカだけではなく、日本でも全国各地で花火大会が行われます。花火の音で犬がパニックを起こして逃げ出したり、暴れたりする事例は日本でもこの時期に多くあります。パニックになった犬は指示を聞けなくなりますし、逃げた場合には迷子になる可能性もあります。

お祭りの会場は、人も多く常に騒音状態。犬にとってもストレス負荷が多い環境です。騒音、人が多い場所には連れて行かないのが犬を守るための一番いい方法です。万が一、連れていく場合には十分な注意が必要です。ノーリードにしない、リードを短く持つなどしっかりとした管理が飼い主に求められます。

犬も大事な家族、一緒に楽しい時間を過ごしたいのはわかりますが、犬にとってはストレスが多い大変な環境だということを理解してあげるのも飼い主の役目ですね。

参照:Why Your Dog Finds Fireworks So Scary (And How You Can Help)

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi Natsumi
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