①細菌・真菌による皮膚病の原因と症状

引用の出典元:shutterstock.com

膿皮症


<原因>犬の皮膚病の中で最も多いと言われているのがこの膿皮症です。
元々皮膚に存在する細菌が、免疫力が低下した時に異常繁殖することで起こると言われています。
<症状>強いかゆみを伴う赤い発疹ができます。目の周りや脇など皮膚が薄く柔らかいとことにできるのが特徴的で、かきむしることでかき壊しなどを起こしていしまいます。




皮膚糸状菌症(白癬などを含む)



<原因>
真菌(カビ)が皮膚に侵入、増殖して起こります。
<症状>
乾燥したふけが大量の発生したり、円形脱毛などを起こします。かゆみはほとんど伴わないと考えられています。

これらの治療には抗生剤や抗真菌剤が用いられます。あわせてシャンプーなどで皮膚を清潔に保つことも大切です。

②寄生虫による皮膚病の原因と症状

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ツメダニ症



<原因>
その名の通りツメダニというダニの感染によって起こります。感染した他の犬から移ることもあります。
<症状>
分厚いふけが重なって、かさぶたのようになります。ふけとして落ちたり、皮膚にこびりついてしまうことも。強いかゆみも伴う皮膚病です。




疥癬



<原因>
ヒゼンダニというダニが皮膚に侵入することで発症します。感染した他の犬からも接触感染します。
<症状>
強いかゆみを伴い、皮膚の柔らかい部分に分厚いふけやかさぶたができます。角質層に入り込もうとするため、目の周りや指の間など特に皮膚の薄い部分に症状が出やすいとされています。




毛包虫症(アカラス)



<原因>
ニキビダニによって発症します。子犬時期に母体から感染し、そのまま皮膚に存在しますが免疫力が低下した時などに発症します。特に子犬に多い皮膚病です。
<症状>
主に脱毛の症状が見られ、皮膚の赤身、ふけを伴うことも。特に顔の毛が薄くなってくることが多いようです。

これらの治療には寄生、媒介する虫を死滅させる薬の投与が行われます。また、薬浴なども有効とされています。


③アレルギー性皮膚疾患の原因と症状

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アレルギー性皮膚炎


<原因>
食べ物や植物、ハウスダスト、ダニなど特定の物質にアレルギー反応を起こすことで発症します。アレルゲンとなるものは無数にありますが、アレルギー検査などである程度特定することができます。
<症状>
皮膚に赤み、発疹ができかゆみを感じます。かゆみが強く、かきむしってしまいがちなので、そこから細菌などが侵入して二次感染を起こしてしまうことも。

治療、対策としてはアレルゲンを突き止めてできるだけ排除することが重要。あわせて症状が治まるまではかゆみ止めなどを使用して皮膚の回復を待ちます。

④その他の皮膚トラブルについて

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上記の原因がはっきりとしたもの以外にも、ストレスや食事などが関係する「ふけ症」や遺伝やさまざまな要因が絡む「脂漏症」など皮膚トラブルは本当に数多く存在します。

皮膚病や皮膚トラブルは命の危険に直結しない場合が多いため、しばらく放置してしまう飼い主も少なくありません。
病院に駆け込んだ時にはかなり重症化し、皮膚が悲惨な状態になってしまっていることも…。

いつもより掻いている気がする、やたらと床に体をこすりつける、など気になる点があればできるだけ早く獣医師に相談しましょう。

早期発見・早期治療で、大切な愛犬をかゆみや不快感、痛みから解放してあげましょう。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi MEG
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