こんな時代だからこそ観たい映画「Max」の魅力とは?

引用の出典元:www.youtube.com

テロや戦争が止まないここ近年、悲しいことに多くの警察犬や軍用犬の勇敢な活躍を目にする機会も多くなってきました。そんな時代の波に乗って2015年に全米公開された映画があります。その映画のタイトルは「Max」、この映画の主人公であるベルジアン・シェパード・ドッグ・マリノア(=通称マリノア)の名前です。

マリノアのMaxは軍用犬であり、アフガニスタンの戦地へと派遣された経験を持ちます。相棒が戦死したことで退役し、その相棒家族の元で第二の人生を始めます。相棒を失ったことで深い心の傷を抱えるMaxと、その相棒の弟で心の病を抱える少年が交流を深めるうちに相棒の死の真相が見えてくるというストーリーです。

闘う犬を通して戦争を紐解くという趣向は新しく、幅広い人に戦争映画を観てもらえるきっかけになる作品ではないでしょうか。

強くて賢い犬・マリノアを飼いたい人は急増?!

引用の出典元:travelwithredroof.com

戦争がもたらす多くの悲劇を元軍用犬のMaxを通して考えさせられるストーリーとは別に、悲しい過去を背負いながら闘って生きる軍用犬Maxの犬種にも必然と注目が集まりました。映画の中では人間と心を通わす表情豊かなMaxに心を打たれて、同じ犬種のマリノアを飼いたい人も出てきます。

これは動物映画が流行ると必然的に起こる現象であり、主人公がチワワを飼っていたらチワワが人気になり、チャーミングなネズミが主人公ならハムスターなどが売れる、日本でもこのような影響は常に起こっていることではないでしょうか。

映画と現実は違う?!飼い主にも犬にも危険な縁組とは

しかし映画「Max」の犬種・マリノアは、家で飼うには全く向いていない犬種であり、DNAに組み込まれた本能的に吠えたり噛んだりする強い性質と、オリンピック選手も顔負けなほどの運動量が必要な動物です。「映画では賢くて大人しくてかわいかった!」と思い一般家庭で飼ってしまうと、マリノア自身が運動不足などのストレスからより凶暴になり家族や周囲の人に発散するケースも少なくありません。

実際に「Max」ではかなりのトレーニングを積んだ5頭のマリノアがMaxを演じています。「飼いたい!」「欲しい!」という気持ちが芽生えても、それは時に飼い主にもその犬にも不運な結末を招く縁組になってしまうということもあるのです。

強くて難しそうな犬種ほど飼いたいという人は多いもの。しかし特殊な犬種ほど映画のような生活を期待していると、自分ではコントロール不能な厳しい現実が待っているのです。

「でも飼いたい!」という飼い主さん&特殊犬には要注意!

警察犬または軍用犬など戦いに向いているような犬種ほど、コアな愛犬家から絶大な人気があります。しかししつけや運動量などを考慮してあえて飼わない人が多い一方で、それでも凶暴な性格の犬を飼う人が沢山いるのも現実です。

もちろん闘争心みなぎる犬種を上手にしつけて穏やかな性格の愛犬へとナビゲートできる飼い主さんもいますが、凶暴な犬種が小さな子供や犬に突然攻撃して大けがをさせる事件も後を絶ちません。特殊犬を飼う際にも、そのような犬に興味がある人も、今一度その犬が本来持っている生活・性質を理解してあげましょうね。

参照:Max and the Curse of Popularity | Science and Dogs

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Tsunayoshi cba-kyoto
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