「命のつなぎ方」の授業で動物愛護を体感する

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福岡県福岡市東区にある私立学校『立花高等学校』は、今から50年以上前の1957年(昭和32年)に設立されました。

立花高等学校では、「命のつなぎ方」という授業を取り入れ、生徒たちに命を尊び労わることを体感させています。

ある日は動物愛護センターに行き、犬猫たちに起きている現実やセンターの取り組みを学びます。実際に捨てられた犬に触れ、愛情をかけることの大切さもリアルで体験します。



動物愛護センターで感じ取ったことや、新しい家族を迎えた犬猫のその後などを文化祭で発表することもありました。

保護猫を里親さんにつないだり、犬猫の飼い方のチラシを作成したりと、生徒たちは1つの目的に向かって思いやりや一体感を学んでいきます。

命の大切さを100回言葉で教えても頭での理解に留まって、実際に体験しなければ実感するのは難しいものです。

生徒自身が小さな命に触れ、温かさや愛おしさを体感することは、何も動物愛護だけではなく社会で生きていくために最低限必要なことです。

本来、人間に備わっている優しさをもった若い世代がますます増えていけば、いつかはこの社会から動物虐待や飼育放棄がなくなるかもしれません。

70%以上の生徒は過去に不登校や引きこもり経験者

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立花高等学校の特色を知ることで、なぜ「命のつなぎ方」の授業を取り入れたのか、より理解が深まります。

実は、立花高等学校に通う生徒たちの70%以上は、小学校や中学校時代にいじめや病気、障がいなどをきっかけに不登校や引きこもりを経験しているのです。

当たり前に学校に行くことができない自分自身への不甲斐なさや、なぜ自分だけがいじめられるのか、本当は学校でもっと学びたいのに…。

そんなどうにもならない辛さを経験してきた生徒たちに、自尊心をもって再び学校生活を堪能してほしい!と、立花高等学校は本気で子どもたちを支援する学校なのです。

学校は「できないことを嘆くより、できていることを認め合う」という考え方を大切にし、生徒ひとり一人が光そのものになって、世の中をおおらかに変えていってほしいと願っています。

この考え方に救われた生徒たちは、社会に出ても自分や他者を否定することなく、そのままの状態を認めながら生きていると言います。

卒業生が作詞した校歌にも、「ゆっくりでいいよ」「さぁ 進もう」「転んでもいいさ」「まわり道でいいさ」と、くじけそうな心をそっと支える言葉が散りばめられています。

生徒自身が痛みや悲しみを味わってきたからこそ、人にも動物にも優しくしたい、優しくなりたい!と強く願うのは自然なことかもしれません。

どんな生徒にも居場所を作る

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学校内には生徒が立ち入り禁止の場所もなく、お昼時の職員室では先生と生徒が語らいながら笑顔でお弁当をほおばります。

校長先生は「校長ちゃん!」と親し気に呼んでくる生徒の笑顔がたまらなく嬉しいそうです。

生徒たちも「今が一番楽しいです!」「和気あいあいとした学校が大好き!」と、一度は閉ざしてしまった心を次々と開く現象が起きています。

在学中も卒業後も生徒の心を中心に考え、どんな生徒にも居場所ができるよう「学校外教室」や「サポート教室」などのセーフティーネットも取り入れています。

学校という既成概念を打ち破った愛のある教育は、創設者の理念にありました。

「一人の子どもを粗末にする時、教育はその光を失う」

立花高等学校の教育理念により、第2の高校生活を過ごしたいと願う生徒たちが県内外から集まっています。

犬も人も尊厳と愛があってこそ幸せ

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生徒たちが学ぶ「命のつなぎ方」を紹介しました。動物愛護精神を身に付けることは同時に、自分自身に対する誇りと愛を思い出させる授業だったのですね。

これは保護犬たちのセカンドチャンスにも通じると感じませんでしたか?様々な理由で飼い主から捨てられた犬たちの多くは、自信を失い愛に飢えています。

そんな保護犬・猫たちが命の大切さを実感している人に引き取られれば、間違いなく自信を取り戻して幸せなセカンドライフを過ごせることでしょう。

自分自身を大切にし愛せる人間は、周りの人や動物たちを心底愛せますよね。立花高等学校のような取り組みが全国の学校にも広まると嬉しいですね!

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Tsunayoshi ひまわり
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