老犬が行方不明に

引用の出典元:www.thedodo.com

12歳になるシェパードの"ルゥーイ"は、ニュージーランド南部のアレクサンドラで農場を営むダイバーさん家族と暮らしています。

幼いころから、広大な農地を抜け出して冒険に出掛けるのが大好きでしたが、年取ってからは家や農場の辺りをのんびり歩く程度だったので、家族はルゥーイの冒険は終わったかのように思っていました。

ところがある日の午前中、ルゥーイはなんの前触れもなく家族の前から姿を消してしまったのです。

若いころならいざ知らず、年取ったルゥーイが自分の家に帰れなくなっているかもしれない、と家族は心配していました。

犬友達を助けた老犬

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ルゥーイの姿が見えなくなってから数時間が経ったころ、家族はルゥーイが家の方向に向かって戻って来る姿を確認し、ほっと胸を撫でおろします。

しかし、ルゥーイの様子がなにか変です。首輪には段ボール紙をちぎったメモがぶら下がっており、グッタリとしています。

「まさかルゥーイが人間を噛んだり、トラブルを引き起こしたのでは!?」と、家族の胸に不安がよぎるほどでした。

不安な気持ちでメモを読んだ瞬間、ルゥーイがこの数時間で経験したことを家族は知り、強く抱きしめます。

『ルゥーイはヒーローです。彼は、わが家の愛犬"マディ"が杭に引っかかって苦しんでいるのを発見し、私をそこに連れて行ってくれたんだ。ロブより』

ほんの1.5キロ先で農場を営むロブさんとは旧知の中ですが、メモだけでは詳しい状況がわからず電話を入れました。

グッタリしていた理由が判明

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実は、老犬ルゥーイが行方不明になった日、ロブさんの愛犬マディもどこかに出掛けていたのです。

心配したロブさんが辺りを探していると、そこに老犬ルゥーイがどこからか現れ、「とにかくこっちに来て!」とロブさんを引っ張って行きました。

ルゥーイに導かれるままに歩いて行くと、木の杭に挟まって動けなくなっていたマディの姿があったのです。

ロブさんによれば、杭を引っ張って地面を掘るのをルゥーイは懸命に手伝ってくれたそうです。犬友達のマディが無事に自由になったのを確認すると、近くの池に走りガブガブ水を飲みました。

ルゥーイは目の前で苦しんでいたマディを助けるために、年齢も忘れて全身全霊で頑張ったのです。

愛情溢れる家族の元で育った優しい犬

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犬助けで疲れ切ったルゥーイは、その日は歩くことがほとんどできず寝込んでしまいます。このまま起き上がれなくなるのでは、と家族は心配します。

そんなルゥーイの容態を聞いたロブさんは、翌朝になってマディを自転車のバスケットに乗せて連れて来てくれました。

大好きなマディの顔を見て、ルゥーイは元気を取り戻したのだそうです。

実は、ダイバーさん家族は、まだ子犬だったルゥーイをシェルターから引き取り、ずっと愛し続けてきました。

「12歳になりだいぶ姿は変わってしまったものの、今でもルゥーイを誇りに思っているし、これからも愛し続けるわ」

そう語る愛情たっぷりの家族の元で育ったからこそ、ルゥーイも優しい犬になったのでしょうね。

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Tsunayoshi ひまわり
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