そもそも、犬との主従関係って?

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皆さんがよく耳にする主従関係は

「飼い主=命令する、犬=命令に従う」

というイメージではないでしょうか?

実は、犬から見て「主(リーダー)」の条件とは、命令したり威張っているだけではありません。

犬の祖先の時代から、『敵から守ってくれる強さ』、『正しいことをすれば褒めてくれる優しさ』、『粘り強く諦めない精神力・体力』、これらを総合して尊敬できるものを「主(リーダー)」だと認める本能を持っています。

一緒に寝るからといって主従関係や信頼関係が崩れてしまう訳では無く、そもそも愛犬から見た時に、飼い主をどういう存在に感じているかということが重要なのです。

犬は群れの中での順位を気にする動物ですが、安心して身を任せられるのであれば決して自分が上位になろうとは考えていません。

普段からベッドや布団に執着心を持たず、飼い主が「退いて欲しいな」と言えば、サッと退いてくれるように育てていけば良いのです。

一緒に寝るから主従関係が崩れるのではなく、そもそも日頃からの関係性が重要だということですね。犬との主従関係がしっかりしながらも、夜は同じベッドでグッスリ・・なんて人もたくさんいるはずです。

一緒に寝ることは、悪いことじゃない!

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子犬の頃に母犬に寄り添って寝ることはもちろんのこと、兄弟犬同士で重なり合って一緒に寝るのは当たり前のことでした。

ですから、犬が大好きな飼い主と一緒に寝たいと思うことは、ごくごく自然なことなのです。

人間と暮らすようになった今でも、安心して眠りたい時こそ飼い主の近くにいたいと思ってくれるなんて、私たちも家族として愛情を感じずにはいられません。

飼い主も愛犬も、一番リラックスできる時間に一緒に寝ることはスキンシップを図ることにも繋がります。

寝る前の少しの時間、「○○ちゃん、今日は楽しかった?」、「お友達と遊べてよかったね」、「お母さん、今日はこんなことがあったんだよ」などと語りかけたり、愛犬の身体を撫でてあげたりすることも出来ますよね。

きっと、お互いにゆったりとした幸せな気分になれるのではないでしょうか?

犬は言葉の意味を正確には理解できませんが、私たちの話す口調やトーンからこちらの気持ちをしっかりと受け止めてくれているんですよ。

一緒に寝るときに気をつけること

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とはいえ、犬と一緒に寝るということは、それだけ密接するということです。そして、少なからず注意すべきこともあります。

例えば、元気なときには感染しないような病気や菌でも、体調不良や免疫力低くなっている時には注意しましょう。

犬から人間に感染する病気の総称「人獣共通感染症(ズーノーシス)」になる可能性があるからです。

代表的なものは…『パスツレラ症』、『サルモネラ症』、『Q熱(コクシエラ症)』などが挙げられます。

注意すべき人獣共通感染症(ズーノーシス)


  • パスツレラ症
  • サルモネラ症
  • Q熱(コクシエラ症)
  • 狂犬病
  • レプトスピラ症
  • 破傷風
  • 寄生虫症

また、一緒に寝る時にあなたが寝返りを打ったりした際に、愛犬の手や足が当たってしまったり、踏みつぶしてしまう危険性も0%ではありません。

特に、小型犬や子犬などは注意が必要です。

万が一に備え、一人で寝る練習も大切

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普段から仲良く一緒に寝ていても構わないのですが、何かの都合でペットホテルにお泊りをすることがあるかもしれない・・ということは意識しておきましょう。

また、災害時にはクレートに入って、愛犬だけで寝ることを余儀なくされる場合もありますよね。

1度も愛犬ひとりで寝たことが無い場合、いざという時に不安やストレスで体調を崩してしまう可能性があります。万が一に備えて、ケージやハウス、そしてクレートでも愛犬だけで寝ることができるように日頃から練習しておくことをお勧めします。

ある程度の自立心を愛犬に持たせることを忘れないでださい。その上で、愛犬との
ドッグライフを楽しみましょう。


いかがでしたか?

犬と一緒に寝ること自体が、あなたと愛犬の主従関係を崩すことには直結しないということがお解りいただけたと思います。

とはいえ、健康上の理由など多少のリスクはありますから、よく考えてから一緒に寝るかどうかを決めてくださいね♪

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