結論!犬と一緒に寝るのはOK!

引用の出典元:shutterstock.com

犬を飼うときに、「一緒に布団で寝たいな~」と夢を描いていた人も多いのではないでしょうか。

そんな愛犬家のみなさんに結論からお伝えしましょう。犬と一緒に寝るのはOKです!

飼い主さんの温もりを感じてグッスリと眠る愛犬の顔は、何時間見ていても飽きないほど可愛いもの。飼い主さんにとっては、犬の体調を把握しやすいですし、より深いスキンシップを図ることができます。

元来、群れで生活する本能を持つ犬ですから、いくらペットになったとしても飼い主さん(仲間)と一緒に寝ることはストレスではありません。

むしろ、信頼関係が築かれている飼い主さんと一緒に寝ることは、スキンシップもとれるので犬にとっても嬉しいことなのです。

主従関係は寝ることとは別の問題

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愛犬と一緒に寝ても良いなら、なぜしつけ本には一緒に寝ないほうが良い、と書かれていることがあるのでしょうか。

しつけ本は、往々にして初心者飼い主さんを対象に書かれていることが多いからだと感じます。確かに、犬を飼い始めて間もないころは、しつけや主従関係が築かれていないのが当たり前ですからね。

犬が人間との暮らしのルールを何も理解していない状況で一緒に寝ると、排泄をしてしまったり布団をボロボロに噛んでしまったりと、問題が起きやすくなるからです。

もちろん犬にワガママを覚えさせたあとだと、主従関係が築きにくいというデメリットも生じます。

子犬で迎えた場合は、決まった場所での排泄、マテ、コイといった単純な指示を理解できるようになるまでは、一緒に寝るのは避けたほうが良いでしょう。



主従関係は上下関係ではない


主従関係というのは、上下関係のように捉えるケースもありますが、根幹は犬と飼い主さんとの信頼関係のことになります。

怒鳴ったり力づくで犬の行動を抑えたりするような上下関係では、決して良い主従関係は出来上がりません。

飼い主が群れ社会のリーダーとしてふさわしい行動をとることが大切です。そのためには、やって良いことといけないことの違いをきちんと教えることや、犬の安全を確保して安心できる環境を整える必要があります。

ワガママを全部聞いているようでは、完全に犬が上で飼い主が下という、ありがたくない上下関係が出来上がってしまいます。

犬には愛情を持ったしつけを行ない、飼い主の気持ちに喜んでついていきたい、と思わせることが本当の主従関係です。

犬と一緒に寝る場合、主従関係がしっかり出来上がっていれば飼い主の真上に乗ってくることもありませんし、どいてほしいと合図すれば邪魔にならない場所に移動してくれるようになります。

犬と一緒に寝るなら、犬が自立してから

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しつけが入り主従関係も出来上がったからといって、すぐに飼い主さんと一緒に寝るのはお勧めしません。

というのも、犬がいつも飼い主と一緒じゃないと眠れないようでは、長い暮らしの中で困る場面も出て来るからです。

例えば、避妊・去勢手術で動物病院に入院するケースもありますし、病気で何日も飼い主と離れなければならないこともありますよね。

反対に、いつも一緒に寝ている飼い主さんが長期入院や出張などで家を空けることがあるかもしれません。

ほかにも、冠婚葬祭や旅行などでペットホテルに預けることがあるかもしれません。また、最近は大災害が懸念されていますので、ケージやクレート内で静かに過ごせないと避難生活に支障をきたします。

犬の心がしっかりと自立して、一人でも眠れるようになってからにしましょう。

スキンシップはほどほどが大事

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犬と一緒に寝ても主従関係が壊れる心配はありませんが、やはり気を付けなければならない点もあります。

一晩中、同じ布団やベッドで寝るのですから、犬の毛やフケ、フンなどが落ちるのは当然のこと。

そのほかにも、同じ菌や寄生虫などの病原体により、犬と人間のどちらにも感染してしまう『人獣共通感染症』にも気を付けなければいけません。

人獣共通感染症は、狂犬病を始めとしてレプトスピラ症、サルモネラ症、皮膚糸状菌症など数多く存在しています。

中でも話題になっているのが、犬に付着していたマダニがいつの間にか人間に寄生し、死亡例が発生した「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」です。

犬との散歩道には、たとえ公園など一見きれいに見える場所でも、マダニや動物や鳥のフンなどが落ちています。

赤ちゃんやお子さん、ご高齢者、アレルギーを持っている方、病気になっている最中は、犬と一緒に寝ることは避けたほうが良いでしょう。

また、超小型犬など体の小さい犬の場合、誤って踏んでしまうと命にかかわることがあるので、くれぐれも注意してくださいね。

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