接着剤で固められ身動きが取れない子犬

引用の出典元:www.youtube.com

トルコ最大の都市、イスタンブールで、大切な子犬の命が失われかける事件が発生しました。

動物保護団体『He'Art of Rescue』に小さな段ボールに入れられた子犬が運び込まれ、のぞきこんだスタッフは絶句します。

恐ろしいことに、子犬の左半身は接着剤と泥で固まっており、ほとんど呼吸すらできず瀕死の状態だったのです。




子犬を段ボールから出してみると、手足もガチガチで上手に歩くこともできません。そんな体なのに、人間から隠れるように棚の下に必死に移動する姿に、スタッフや獣医は心を痛めました。

子犬がこんな状態になったのは、子どもたちの"悪ふざけ"が原因でした。子犬の全身に接着剤を塗り付け、さらに泥の中に沈めたというのです。

悪ふざけでは片づけられない明らかな虐待行為でした。残虐な心を持つ子どもたちがいることに深い悲しみを覚えます。

化学物質による火傷まで…

引用の出典元:www.youtube.com

保護された子犬は"パスカル"と名付けられ、獣医によって治療を受けることになります。その時の様子を獣医はこう語りました。

「わずか4ヶ月ばかりの赤ちゃんの目には、人間に裏切られた哀しみと怯えが浮かんでいました。彼の目は、まるで希望を失った老犬のような目をしていました」

パスカルの被毛は接着剤と泥でセメント状に固まっていたため、全身の血流は滞り左の耳はすでに壊死しかかっていました。

直ちに注意深く被毛が除去されましたが、接着剤の化学物質により皮膚は真っ赤にただれ火傷を負っていたのです。


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身動きを止めていたカチカチの被毛がなくなったにもかかわらず、子犬のパスカルは皮膚の痛みとショックで身動きすることができないほどでした。

少しずつ心身が回復する中で見つかった病気

引用の出典元:www.youtube.com

パスカルの皮膚は重症だったため、専門の薬の入った溶液に浸して治療します。感染症にかかっていなかったことだけが幸いでした。

栄養失調状態だったパスカルですが、少しずつ食欲を取り戻し体重も増えてきます。そして崩壊寸前だった精神も、獣医やスタッフたちの愛情により少しずつ回復していきます。

しかし、パスカルが健康を取り戻す道のりは順調ではありませでした。保護から1週間後、2度目の検査でパルボウィルスが発見されたのです。

パルボウィルスは下痢や脱水によりショック状態を引き起こし、急死することがある恐ろしい病気です。すぐに治療をすることができたので、おそらく重症にはならないと思いますが予断を許さない状況です。

人間を信頼できるまでケアは続く

引用の出典元:www.youtube.com

動物保護団体『He'Art of Rescue』のFacebookには、多くのコメントが寄せられています。

「こんな小さな体で怖かっただろうに…」といったコメントの他、「パスカルを痛めつけた子どもらには動物虐待の罪を負わせるべきだ」「パスカルの治療費は子どもらの両親たちが支払うべきだ」と、残虐な行為を糾弾する声も多く寄せられています。

また、善意の寄付金も集まり治療費に充てられています。しかし、パスカルの受けた心の傷が癒えるまでにはまだ時間がかかりそうです。

無事に心身の状態が良くなれば里親を探す予定はありますが、それまではスタッフたちの手によって大切に飼育されるということです。

残虐行為を平気で行い、命をもてあそぶような子どもたちに育ってしまったのは、親に原因があると言っても過言ではないと思います。

犬への虐待行為をストップさせるためには、まずは温かい家庭が必要なのだ、と改めて考えさせられる事件でした。

1日も早く、パスカルの心身が回復することを祈って…。

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