里親探しプロジェクト「Home for Hope」

引用の出典元:creativity-online.com

IKEAは家具を展示販売していますが、驚くことにソファやベッドの横に犬が座っているのです!

実は、本物の犬ではなく、厚紙に犬の写真を印刷したものを置いています。しかも原寸大なので、知らない人が見たら、今にも尻尾を振って走ってきそうなぐらいです。

このように家具と一緒に犬の写真を展示している理由に驚かされます。

小さな動物愛護団体と資本力のあるIKEAがコラボし、保護犬たちの里親探しプロジェクトを実行している、というのです。

プロジェクト名は「Home for Hope」。来店したお客様に、犬との暮らしをイメージしてもらい、里親になってもらうことを目的としています。

残念ながら、IKEAジャパンでは実施されておらず、現在はシンガポールとアメリカIKEAで実施されています。

プロジェクトのおかげで里親候補の幅が広がった

引用の出典元:youtu.be

一般的に、動物愛護団体は譲渡会を始め、ホームページやフェイスブックなどを活用して里親を募りますが、閲覧者の多くはすでに犬を飼っている人ばかりで、なかなか里親になるには至らないのだそうです。

今回の「Home for Hope」プロジェクトにより、これまで全く犬に関心がなかった人々へのアピールができるようになったのです。

来店客が犬の首輪部分にある「QRコード」をスキャンするだけで、その犬の詳しい情報や動画を見ることができるという、現代ならではの里親探しのシステムです。

里親になる選択の周知とIKEAのイメージアップにも

このプロジェクトによって、犬を飼う際には「里親」という選択肢があることを知らない人々にも、周知できたといいます。

IKEAとしても、犬好きな人だけでなく、来店客の口コミやマスコミに取り上げられることにより、動物愛護に貢献している会社だとして、イメージアップにもつながっています。

この取り組みによる影響をきっかけにして、他の有名家具メーカーもスポンサーとして協力し、店内の家具と一緒に犬の実物大写真を配置するようになったのです。

このケースのように、日本の家具店でも動物愛護団体とのタイアップが行われる日も、そう遠くないかもしれません。

世界の保護犬は企業が救う?

引用の出典元:www.facebook.com

動物愛護団体の多くは、寄付金や助成金など限られた予算の中で、保護犬の飼育や里親募集活動を続けていますが、大変なことだろうと容易に推測されます。

今回のIKEAのプロジェクト同様、資本力を持つ企業がチャリティー活動の一環として、動物愛護団体や個人活動家とコラボすれば、メディアにも取り上げられて、多くの人にインパクトを与えられるはず。

仮に、企業が動物愛護団体の法人会員になって会費を納めていたとしても、一般人にはなかなか伝わってきませんしね。

今後、こういったプロジェクトが日本でも広がれば、個人で保護活動をする人たちも増えていくのでは、と感じました。

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