死期が近付きつつある老犬

引用の出典元:www.thedodo.com

その犬の名前はスクービー。スクービーはイギリスに暮らすコッカースパニエルの老犬でした。

すべての犬たちがそうであるように、スクービーもまた家族をこよなく愛し、一時も離れていたくないと願う犬でした。ホリデーとなると、なおさらスクービーは家族のそばにいることを楽しんでいました。

スクービーの健康状態は、年を重ねるごとにどんどん悪化していきました。以前のような体力がなくなってしまったスクービーは、そのうち自力で散歩に行くことも困難になりました。

そこで、家族に抱きかかえられて散歩をするように。

スクービーが16歳になるころには、耳も聞こえず、目も見えない状態で、背中にも問題を抱え、痴呆症にかかっていました。

彼の死期が近付いているのは誰から見ても明らかでした。

弱りゆく愛犬のためにした一大決心とは?

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スクービーの家族は、アメリカで休暇を過ごしていました。しかし、途中、飼い主のモーリー・ブラッドショーさんはスクービーの待つイギリスへ単独帰国を決意。家族なしの状況にスクービーは耐えられず、心身ともにかなりのストレスなると思ったからです。

家族が休暇でまだアメリカで過ごす中、ひとりで弱った愛犬と向き合ったモーリーさん。スクービーの容態が悪化するのではないかと懸念しました。

スクービーとともに今年のクリスマスを迎えることはおそらく不可能だろうと考えたモーリーさん。そこで、彼女と友人たちは、スクービーのために一足早いクリスマスをお祝いすることにしたのです。

愛犬のための一足早いクリスマスパーティー

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モーリーさんの自宅は、雪の結晶や、色紙で作成した輪っか、キラキラしたティンセル、そして、素敵なクリスマスツリーで飾り付けされました。

クリスマスの準備中、終始みなのそばを片時も離れなかったスクービー。スクービーや友達のワンコは、首に豪華なティンセルを巻いて、クリスマス気分を盛り上げました。

そしてついに、帰りを待ちわびていた残りの家族のメンバーが、アメリカより帰国。スクービーの最後のクリスマスのお祝いに参加しました。お母さんは腕をふるって美味しいご馳走を作りました。もちろん、スクービーもお料理を堪能しました。

そこにはクリスマスのプレゼントもあり、音楽も流れ、喜びが溢れていました。

それはまさに、常に家族のそばにいることをこよなく愛したスクービーの旅立ちに相応しい餞(はなむけ)となったのです。

数々の健康問題を抱えていたにも関わらず、クリスマスを心から楽しむスクービーには、子犬のころのような活力が再び宿ったようにも見えたそうです。

お別れのとき

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その後、スクービーは動物病院で静かに息を引き取りました。これ以上彼が苦しむ必要がないようにと、家族の苦渋の決断でした。

安楽死については様々な意見があります。しかし、スクービーの家族にとっては、それがスクービーのための最善の選択であり、愛情であったのだと思います。

彼が最期の時を、大好きな家族と一足早いクリスマスを祝うことができたこと。それは、スクービーにとっても、また彼の家族にとっても大きな意味があったことに疑いの余地はありません。

一足早くお祝いしたクリスマスは、特別なクリスマスとしてスクービーの家族の記憶にいつまでも残るでしょう。

参照:Family Celebrates Christmas Early So Their Sick Dog Can Be There Too

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi オリビア
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