人生を変えるきっかけとなる子犬との出会い

引用の出典元:www.thedodo.com

オーストラリア出身のタマラ・ジョンストンさんは、タイのソンクラー県で英語教師として暮らし始めました。

ほどなくして、彼女はソンクラーのとある寺院近くの道端で、わずか生後4週齢ほどの子犬がウロウロしているのを見つけて保護します。

のちに"ベラ"と名付けられたこの子犬が、大きくタマラさんの人生を変えるきっかけとなったのです。

タマラさんは、「ベラがそこにいたとしてら車に轢かれて死んでいたことでしょう。そうでなくても、パルボやジステンバー、寄生虫などにやられて病気になっていたと思いますが、タイではこれは日常のことなんです」と語っています。

タイの公的シェルターの現状に落胆

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タマラさんは子犬を保護したことで、街の野良犬がどれだけ病気や事故に遭っているのかが見え始めました。

タマラさんの育ったオーストラリアを含め西洋諸国では、医療ケアや各種救助センターなど充実した設備を持つシェルターが多い中、タイにはそうしたシェルターはとても少なく、多くの犬はそこに入ることはできません。

ソンクラー県には地方自治体が運営するシェルターがありましたが、彼女がそこを訪れたとき、恐怖心すら感じるほど犬たちは無駄死にしていました。

野良犬だけでなく公的なシェルターの犬たちも、資金不足から早死にしたり病気や寄生虫で苦しんだり、避妊手術後の感染症などで命を落としていることを知ったのです。


一見、広々としたシェルターに見えますが、管理が行き届かずに死んでいる黒い犬がいました。

自分のできることを懸命に続けたが…

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タマラさんは1匹でも多くの犬を幸せにしたい、と野良犬たちを自宅に保護し彼らにエサや安全な場所、そしてゆっくりと眠れる環境を与えました。

病気の犬には動物病院で治療を受けさせ、これ以上不幸な犬が増えないよう、今できることを積み重ねていきます。

しかし、問題も同時に起こり始めます。彼女が犬を保護していることを聞きつけた人々が、家の前に子犬を捨て始めたのです。

地元住人はそんなタマラさんの姿をあざ笑い写真を撮りに来る人はいるものの、本当に必要な救済を手伝う人はいませんでした。

それでもタマラさんは犬たちのために、絶対に諦めないことを固く決心し行動し続けました。

1匹でも多くの犬に幸せになってほしい

引用の出典元:www.gofundme.com

タイには動物保護団体がいくつかありますがソンクラー県には大きな組織がないのだそうです。辛いスタートだった保護活動でしたが、6年間続けてきた今では動物保護団体『Thai Street Paws』を立ち上げることができました。

そして、タマラさんの活動を支えてくれるボランティアや寄付も増えてきました。いつかは基本的な獣医療サービスが提供できる診療所も併設したいと考えているそうです。

現在、タマラさんは野良犬やシェルターからの引き出しも行い、多くの犬たちはアメリカなど海外の里親さんに送り届けています。

まだ犬の輸送や食料などの購入に必要な中古車すら十分に用意できていない、という資金不足の中でも、彼女は強い決意を持って次のように語りました。

「すべての犬を助けることはできなくても、1匹でも多くの犬を助けたい。それがタイに留まる理由です。タイの現状を変えたいんです」

私たち日本人が知っている「犬の楽園タイ」とは、ほど遠い現状があることをタマラさんは教えてくれました。そして、何もないところからでも情熱と行動があれば、新しい世界を生み出せることも!

自分の育った環境や習慣から離れ、異国の地で頑張るタマラさんを見ていると、こちらまで力が湧いてきますね。タマラさん、犬たちの幸せのために頑張ってください!

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