
余命わずかの愛犬が生きた証をTwitterでシェア。飼い主と犬の気持ちに泣けてくる
共に歩んできた愛犬の"アーチー"に余命宣告が下されたとき、飼い主の女性はTwitterで愛犬の写真をシェアしました。テレビを観ながら尻尾を振る愛らしい姿や、息苦しさで横たわる姿など、アーチーが最期まで懸命に生きた証が大きな反響を呼んでいます。
この記事の内容はこんな感じ!
余命いくばくもない愛犬
アーチーは世界で一番幸せな犬
辛い時間も頑張り続ける愛犬
楽しかった日々を思い出に虹の橋を渡る
余命いくばくもない愛犬

イギリスのロンドンで暮らす女性"amy"さんの愛犬は、ゴールデンレトリバーの"アーチー"君です。
愛犬がガンにかかり、残された時間がわずかなことを獣医から告げられた飼い主は、大好きなアーチーが最期を迎えるまでの貴重な時間を写真に収め、Twitterで共有することを決意します。
Hello everyone my dog has cancer and doesn't have very long left so I'm going to share with you his best moments if u don't mind x
— amy (@catholicgirl666) 2017年10月29日
「みなさんこんにちは。私の愛犬はガンを患っていてあまり長く生きることはできません。そこで、もし良ければアーチーの最高の瞬間をみなさんとシェアできればと思っています」
アーチーは世界で一番幸せな犬

若いころのアーチーが走り回った海岸にも連れて行きました。波の音に耳をそば立てて海岸線を見つめるアーチー。
彼もこの風景と砂の心地良い感触が最後になることは知っていました。「僕の大好きな海だ…もう一度泳ぎたかったな」そう思って目に焼き付けているのかもしれません。
amyさんは老いたアーチーの立ち姿を映像にも収めました。暖かい日差しの元、柔らかくしなやかな被毛が優しい風と一緒になびきます。
これまでにたくさん走ってきたアーチーですが、今はもう立つのが精一杯で走ることはできません。それでもアーチーは瞬間瞬間を楽しんで幸せな気持ちで満たされていました。
辛い時間も頑張り続ける愛犬

この日のアーチーは呼吸が苦しくなり、パニックを起こしました。「それでもアーチーは本当によく頑張っている」とamyさんはツイートします。
アーチーは病院に行くのが苦手です。病院に行った日はご機嫌ナナメでフテ寝します。でも、アーチーの本心は少しでも体力を温存して、1日でも長くamyさんと一緒にいたいと願っていたのです。
ガンを患っていたアーチーが室内で楽しみにしていたのが映画『ジャングル・ブック』のビデオ鑑賞。
主人公"モーグリー"とその後ろを歩む命の恩人、クロヒョウの"バギーラ"を観ながら、思わずフサフサの尻尾をユラユラと揺らすアーチー。賢さと優しさが後ろ姿から溢れ出しています。
楽しかった日々を思い出に虹の橋を渡る

可愛くて可愛くて仕方がないアーチーを、amyさんはたくさん抱きしめて、たくさんのありがとうを伝えました。
そして午後3時5分、amyさんとアーチーの楽しかった日々に終わりが訪れます。アーチーは静かに虹の橋を渡って行きました。
Twitterには、アーチーとの別れの瞬間を「彼は最高の親友でした。こんなにも胸が張り裂けそうになったことはありませんでした」と綴っています。
amyさんと愛犬アーチーの愛が詰まったツイートや写真には、実に4万人以上の「いいね」がつき、共有してくれたことへの感謝のメッセージが山ほど届きました。
「アーチーは最期までよく頑張った。私も一緒に泣きましょう」
「私も愛犬を1年前に亡くしました。悲しいけれど、アーチーはきっと虹の橋の向こうで笑顔で暮らしていますよ」
「アーチーの旅立ちをシェアしてくれてありがとう」
「とても辛い経験ですが、アーチーはあなたの優しさと愛をしっかりと受け止めていますよ」
いつかは訪れる愛犬との別れ。最後の最後まで、一瞬一瞬を慈しんで過ごせたら最高ですね。
