恋人の破局の犠牲になってしまった子犬

引用の出典元:www.thedodo.com

恋人の破局や夫婦の離婚。これらの悲しい出来事は、しばしば当人たちだけでなく、子供やペットなどの弱者を巻き込むことが珍しくありません。

生後3ヶ月のエラも、カップルの破局の犠牲になった子犬です。元の飼い主は、ロンドン在住の若いカップル。子犬は男性から女性への贈り物でした。

エラを飼い出して間もなく、ふたりに破局が訪れます。別れはふたりにとって予定外だったでしょうが、エラにとっても青天の霹靂でした。

こうして男性に動物保護団体メイヒュー・アニマル・ホーム(The Mayhew Animal Home)に持ち込まれたエラ。信じられないことに、その男性だけでなく恋人もエラを飼えないというのです。

職員は男性に思いとどまるよう説得を試みます。その当時、シェルターはすでに過密状態だったのです。その理由は、クリスマスの後に、飼い主によって不要と見なされた犬たちが大勢持ち込まれていたから。

暴挙に出た男性

引用の出典元:www.thedodo.com

一見男性は心変わりをしたかのように思えました。ところが、メイヒュー・アニマル・ホームが子犬の引き取りに消極的だと感じた男性は、思いもよらない行動に出ました。

通りに出て、道行く人に子犬を売ろうとし始めたのです。驚いた職員は収容スペースが不足しているにも関わらず、直ちに子犬を引き取ることにしました。

シェルターで動物福祉長として働くゾーイ・エドワーズさんは、この件について次のように語っています。

「路上で子犬を売ろうとするなんて、言語道断。無責任にもほどがあります。しかし、残念ながら、このようなケースは決して珍しいことではないのです。」

動物を家に迎え入れる前に考えるべきこと

引用の出典元:www.aspca.org

2016年に関していえば、同シェルターには破局や離婚が原因で、26匹の犬猫が持ち込まれています。ゾーイさんは続けます。

「わたしたちに事前に相談もなくまったく健康な犬猫が捨てられるということは、緊急な援助を要する犬猫の保護の大きな妨げになるのです。」

エラにとっての不幸中の幸いは、すぐに新しい飼い主が見付かったことでしょう。陽気で元気いっぱいの子犬を引き取ったのは、ティナ・ハリスさんという女性です。

ティナさんはエラに新しい名前を付け、今では『ピッパ』として新しい家族の一員として受け入れられています。

ゾーイさんは、今後ペットを飼うことを考えている人たちに注意喚起しています。

「新しいペットを迎えるさいは、責任を持って最後まで世話が出来るか、長い目で熟考するべきです。加えて、金儲けしか頭にないような悪徳ブリーダーからの子犬の入手は避けるべきでしょう。無責任なブリーダーは肉体的・金銭的に生涯に渡って動物の世話が可能かどうかを、購入希望者には尋ねることすらしません。」

参照:Puppy Gets Dumped At The Shelter — Because Her Mom And Dad Broke Up

人間の都合に振り回されるペットたち

離婚によるペットの飼育放棄は、著者が暮らすアメリカでも時折耳にします。アメリカ・ヒューメイン・アソシエーションによると、シェルターにたどり着く10%に当たる犬猫は、飼い主の離婚が原因なのだそう。

飼い主の離婚・破局の犠牲になるペットがいる一方、ペットの親権争いも年々増えています。人間の子供同様、共同親権になった結果、曜日を決めてペットがふたつの家を行ったり来たりするのだとか。

いずれにせよ、ペットにとってはいい迷惑で、人間の勝手な都合で振り回されることには間違いありません。たとえカップルの愛情がなくなってしまったとしても、間に挟まれているペットへの愛情はなくなるべきではないのは言うまでもないでしょう。

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi オリビア
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