シベリアンハスキーの特徴

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  • サイズ:大型犬
  • 体高 :オス 53.5~60.0cm メス 50.5~56cm
  • 体重 :オス 20.5~28.0kg メス 15.5~23.0kg

シベリアンハスキーは、透き通るような美しい瞳で、オオカミを思わせる精悍な顔立ちが特徴です。額には独特のマーキングがあり、目の間までマーキングラインが伸びています。目の色はブラウンまたはブルーで、片方がブルー、もう片方がブラウンなど、両目の色が異なる場合もあります。

シベリアンハスキーの体は頑丈な骨格でバランスがとれていて、尾はキツネのようにフサフサとしたボリュームのブラシ尾が特徴です。耳の形は三角形で頭の高い位置にあり、分厚く十分な被毛に覆われています。

シベリアンハスキーは、寒さに耐えるダブルコートの被毛が特徴です。オーバーコートは毛皮のような立ちあがりを見せ、アンダーコートは寒さに強く柔らかめの毛が密集しています。

毛色は様々で、ホワイト、ブラック&ホワイト、ブラック&シルバー、ホワイト&シルバー、レッド&ホワイト、シャンパン&ホワイト、グレー&ホワイトなど、多くの毛色があります。

シベリアンハスキーは極寒の地でソリ犬として活躍していたルーツを持つため、長距離を走る持久力を身につけているのも特徴です。


シベリアンハスキーの歴史:オオカミに近い犬種


  • 原産国:ロシア(シベリア)
  • 用途 :作業犬

シベリアンハスキーの歴史は、数千年前に遡ります。ロシアの極寒の地、シベリアに住んでいた犬が原産と考えられています。アジア北東部の北極圏に住んでいた遊牧民のチュクチ族と共に暮らし、群れでソリやボートを引く仕事を与えられていました。

シベリアンハスキーの祖先犬はスピッツと同じではないかと推定されていますが、明確にはわかっていません。近年になってDNA分析を行った結果から、オオカミにより近い犬種であることがわかってきています。

19世紀に入ると、アメリカのアラスカに持ち込まれます。当時は犬ゾリのレースが大人気だったこともあり、シベリアンハスキーはレース犬としても注目を浴び始めます。

最も人々の印象に残ったのが、1925年にアラスカでジフテリアが発生し、緊急で血清の輸送が必要となった時の活躍ぶりです。

シベリアンハスキー達で犬ゾリを組み、マイナス50度という極寒の中、見事に544キロもの長距離を走り切り、無事に血清を届け人々の命を救った、という出来事でした。ニューヨーク市のセントラルパークには、犬ゾリのアンカーとして活躍したバルトの像が、名誉犬として建立されました。

また、シベリアンハスキーの優れた耐寒性と長距離を走り続ける体力と持久力を活かし、アメリカ人のロバート・ピアリーによる北極探検やノルウェー人のロアール・アムンセンによる南極探検においても、極地探検犬として活躍しました。

シベリアンハスキーは、1930年にはアメリカで、1939年にはカナダで公認されることとなります。こうしてシベリアンハスキーは全世界的に広まり、ペットや作業犬としての人気を確立していきました。

日本でシベリアンハスキーが飼育されるようになったのは、昭和60年代のバブル期です。当時の漫画「動物のお医者さん」という、獣医師を目指す学生の飼い犬がシベリアンハスキーだったことが、一大ハスキーブームの火種ではないか、と言われています。

現在は、大ブームも過ぎ、シベリアンハスキーの特徴をよく知った上で、シベリアンハスキーが大好きな飼い主によって、家庭犬として飼育されるようになりました。

2014年度ジャパンケネルクラブのシベリアンハスキーの登録頭数は29位で770頭です。

シベリアンハスキーの性格:まさに楽天家

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シベリアンハスキーは、陽気で執着心を持たない楽天的な性格です。執着心を持たない性格のあまり、迷子になった際に「結構ココも居心地がイイナ!辛い思いして戻るよりはココでしばらく暮らそう!」と、いう行動をとるほどです。

飼い主から見れば、「オーイ、君のお家はココだよ~!帰って来いよ~!忘れたのか~?」と言いたくなるのですが、いつも明るく前向きな性格で、順応性が高い性格を持ち合わせている証拠なのです。

シベリアンハスキーのあまりにも精悍な顔立ちから、飼育していない人から、怖い性格では?と勘違いされることがありますが、他の犬にも社交的で、子供にも人なつこくて、飼い主にも従順な性格です。

冒険心が強く、イタズラ好きな性格ですので、うっかりすると脱走癖につながることがあります。また、用心深い性格ですが、攻撃性や無駄吠えをする性格ではありません。

シベリアンハスキーの性格まとめ


  • 陽気で楽天的
  • 順応性が高い
  • 社交的
  • 従順
  • 冒険心が強い
  • 用心深い

シベリアンハスキーの平均寿命とかかりやすい病気


シベリアンハスキーの平均寿命は12~14年程度と考えられています。

シベリアンハスキーがかかりやすい先天的な病気は特にありません。気をつけたい病気として、進行性網膜萎縮、緑内障、白内障、ブドウ膜炎、といった目に関する病気が挙げられます。

まれに、股関節形成不全や膝蓋骨脱臼という脚にまつわる病気にかかることがありますので、肥満に注意し適切な運動量で予防します。

日本の飼育環境は、高温や湿度が高いので、脂漏症という皮膚病にかかることもあります。質の良い食餌やブラッシング、定期的なシャンプーをして予防します。

また、暑さに弱い体質ですので、屋外飼育の場合は、熱中症や脱水には十分注意が必要です。

シベリアンハスキーの飼い方:高温多湿が苦手

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シベリアンハスキーは、極寒の地で生き延びるための体質を持っていますので、寒さに強いとはいえ、高温多湿にはめっぽう弱いのです。また性格的に見ても、飼い主に寄り添っていることを喜びとします。できれば室内飼育が理想です。番犬向きの犬種ではありません。

シベリアンハスキーは、そのルーツに見られるように、群れで飼育されていたので、多頭飼いでも飼育しやすい家庭犬です。先住犬や子供やお年寄りがいる家庭でも問題なくパートナーとして暮らせます。

飼い主に従順ではありますが、執着心も薄いので、お留守番も上手にすることができます。ただし、幼犬の頃には長時間の留守番は控えましょう。

シベリアンハスキーは、相当な運動量が必要です。1日1時間以上の散歩を2回は行いましょう。あまり運動不足にさせると、遠吠えをしたりするようになるので注意が必要です。

社交的なハスキーですから、散歩中に他の犬に吠えかかることもなく、飼い主を困らせることはありません。ただし、力が大変強いので、引っ張り癖がつかないように、幼犬の頃からしつけをしっかりと行いましょう。

換毛期には被毛は多く抜けますので、毎日ブラッシングをしながらコミュニケーションをとり、皮膚の状態などを確認しましょう。

シベリアンハスキーの子犬・お風呂デビュー!

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ブラック&ホワイトでしょうか?シベリアンハスキーの子犬がお風呂初デビューする動画です。

湯船にこんなにおりこうに入っているなんて凄いです!でもきっとビックリして、固まっているのかもしれませんね。

1点を見つめて立ち尽くす姿が、可愛い~!

犬はお風呂の時は鳴いたりするものですが、こんなふうにお利口のまま大人になれば、飼い主さんもラクでしょうね。

シベリアンハスキーと走ろう!


シベリアンハスキーは、人間との暮らしも長く、家庭犬として飼育しやすい犬種です。無駄吠えも少ないので、近所迷惑になることもありません。

なんといっても走ることが大好きです。飼い主さんの健康管理も兼ねて、毎日の運動をたくさんさせてあげましょう。若い頃からしっかりと筋肉をつけて、肥満を防ぐことは健康寿命を延ばすことにもなります。

毎日走り込むのは大変かもしれませんが、休日には近くのドッグランで思い切り走らせてあげましょう。

シベリアンハスキーは、甘えん坊の一面もありますので、あまり長時間一人にさせると遠吠えをしたりすることがあります。お留守番は、年齢にプラス1をした時間内に留めておきましょう。

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