どんな特徴がある?チャウチャウの知られざる秘密

引用の出典元:www.dogbreedslist.info

  • サイズ:中型犬
  • 体高 :オス 48~56cm メス 46~51cm
  • 体重 :オス 20~32kg メス オスよりも小さい

チャウチャウは、愛嬌のあるしかめっ面に、小さく埋もれた奥目がなんとも可愛い犬種です。

チャウチャウの特徴は、がっちりとしたスクエア体型で、尾は背中側にかぶっていて、全身もこもこした毛に覆われています。一見太っちょ犬のようですが、実は、「脱いだら凄いんです」と言わんばかりの筋骨隆々のマッチョ犬なのです。

頭に乗っかるように位置する立ち耳と、短いマズルと肉付きの良い顔をしています。よく見るとあまりシワはないことがわかります。奥目のせいなのか、顔を近づけて見るような習性を持っています。

チャウチャウの被毛はダブルコートの長毛で、立ちあがった被毛のラフコートタイプと、滑らかな被毛のスムースコートがあります。スムースコート種は、シャン・ドッグとも呼ばれています。アンダーコートは羊の毛のように密集していて寒さに強い被毛です。

毛色は、クリーム、ブラック、レッド、ブルー、ホワイトとバリエーションがありますが、斑が入っているチャウチャウは良くないとされています。

チャウチャウの後肢の飛節(ひせつ)と呼ばれる関節がまっすぐで、まるで竹馬に乗っているかのように、突っ張って歩く姿が特徴です。

さらに特徴があるのが、チャウチャウの舌です。なんと、チャウチャウは「青黒い舌」を持っているのです。どうやらこの青黒い舌は、今から4000年以上前の中国に存在し、現在は絶滅した古代犬種のハン・ドッグから引き継がれたのではないか、と考えられています。

この青黒い舌を持つ中国原産の犬種はもう1種類いて、ハン・ドッグとチャウチャウを祖先犬とするシャー・ペイです。こちらの犬種はシワシワ顔とブヨブヨの皮膚を持つ番犬として有名です。

さらにチャウチャウの知られざる秘密を暴露します。中国の文化においては、チャウチャウを現在も食肉用として飼育している、というのですから文化の違いには驚かされます。一説では、ハン・ドッグを闘犬用に改良したのがシャー・ペイで、食用として改良したのがチャウチャウなのでは、と考えられています。


チャウチャウの歴史


  • 原産国:中国
  • 用途 :番犬、家庭犬

チャウチャウは、中国が原産と考えられています。当時は、モンゴル民族が狩猟犬として使ったり、ソリを引かせたり、また、番犬としても飼育していたようです。

しかし3000年以上前から存在していた犬種なので、これには諸説あり、東南アジアで発祥したとか、北極圏で発祥したとか、正確な歴史は謎に包まれていて、引き続き調査が行われています。

時代とともに、チャウチャウは太らせる目的で飛節をまっすぐに改良され、食用や毛皮ととるための家畜として飼育されるようになりました。17世紀までは中国の鎖国政策により、チャウチャウは国内のみにとどまっていたので、他国には全く知られていなかったものと思われます。

18世紀になると、チャウチャウはヨーロッパに持ち込まれ、独特の風貌によって世界中に広まっていくこととなります。イギリスではロンドン動物園で「中国の野生の犬」として展示されたのをきっかけに、ビクトリア女王の目にとまり家庭犬としての道を歩んでいきます。

20世紀初頭には、アメリカケネルクラブに登録され、現在も安定した人気を獲得しています。日本では、高度経済成長期に、テレビコマーシャルに使われたことがきっかけで、一時ブームを引き起こしました。

2014年度ジャパンケネルクラブのチャウチャウの登録頭数は、138犬種中66位で87頭です。

チャウチャウの性格

引用の出典元:sinocom.ru

チャウチャウの性格は、神経質で警戒心が強い性格です。突然後ろから撫でようとすると、驚いてしまいます。そうはいっても、家庭犬としてのチャウチャウは穏やかで、いつも冷静沈着です。

飼い主にもいつも無愛想な感じで無表情、面倒くさがりの性格や、反応が薄い性格こそが、チャウチャウの魅力でもあります。

飼い主には忠実で愛情深い性格ですが、知らない人や犬への警戒心は強いので、むやみに家族以外の人に触らせる必要はありません。

チャウチャウの性格まとめ


  • 神経質
  • 警戒心が強い
  • 穏やかで冷静沈着
  • 反応が薄い
  • 愛情深い

チャウチャウの平均寿命と気をつけたい病気


チャウチャウの平均寿命は8~12年程度と考えられています。

チャウチャウがかかりやすい先天的な病気は特にありません。しかしチャウチャウなどの鼻ペチャ顔の犬種は、鼻腔狹窄(びくうきょうさく)という鼻の病気に気をつけます。体温調節をするための能力が低い犬種ですので、熱中症にかかりやすいのです。

チャウチャウの体の特徴として、飛節がまっすぐに改良されていますので、股関節形成不全に気をつけたい犬種です。面倒くさがりで、積極的に散歩に行きたがる犬種ではないので、飼い主から上手に誘って散歩させて筋肉をつけて予防します。

目が奥目な形状なので、下まぶたが内側に反り返ってしまう眼瞼内反症(がんけんないはんしょう)や二重睫毛といった目の病気にも気をつけます。まぶたが痙攣していたり、顔をこすっていたり、涙が良く出るといった状態があれば、動物病院の診察を受けさせます。重症の場合は、手術によって完治します。

内分泌疾患からくる皮膚病も気をつけたい病気です。アレルギー性皮膚炎、脂漏性皮膚炎などによる脱毛がみられる病気です。清潔な皮膚を保ち、適切な食餌と運動で予防しましょう。

チャウチャウの飼い方

引用の出典元:www.hdwallpaperscool.com

チャウチャウは外で飼育することも可能ですが、夏の暑さは耐えられません。せめて気温の高い季節は室内で休めるような環境が必要です。チャウチャウの体質を考えると、飼育するのは涼しい土地のほうが向いているでしょう。

チャウチャウは太りやすい犬種ですので、適度な運動量が必要です。散歩は、1日30分程度を2回行います。室内でゴロゴロするのが大好きで、動くことを面倒くさがることも多いので、外に出ると楽しいことが待っている、と教えるのが良いですね。

チャウチャウの被毛の手入れは、週に2~3回程度、粗めのコームで全体をとかします。ピンブラシで清潔な空気を含ませて菌の繁殖を抑えます。シャンプー後は、アンダーコートまでしっかりと乾かしておきましょう。

チャウチャウは、あまり体を触られることを好まない犬種です。散歩中には、子供や知らない人が近づいても、むやみに触らせないほうが良いでしょう。

とはいえ、飼い主家族には従順です。幼犬の頃に、たくさんの経験をさせ、警戒心がゆるくなるように育てます。家族全員が一貫したしつけを行い、主従関係を明確にしておくことも重要です。マイペースな所もあり、しつけをすぐに覚える犬種ではないので、気長にしつけを行って下さい。

呼んでも返事がないほど、ボーっとしていて反応が薄いことがありますが、全身で甘えてくるチャウチャウも少なくありません。飼い主の愛情をめいっぱい与えて育てましょう。

【動画】チャウチャウとアイコンタクトするお母さん犬

引用の出典元:www.youtube.com

5匹のチャウチャウの赤ちゃんがクンクンと母犬のまわりで鳴いています。おっぱいが飲みたいのかな?

時々、赤ちゃんがお母さん犬の目をじっと見つめています。お母さん犬も見つめ返したり、顔を舐めたりして愛情のキャッチボールをしていることがわかります。

あらためて、犬とのアイコンタクトって大事ですね。

飼い主さんが、1匹の赤ちゃんをスッと抱き上げた時の、お母さん犬の表情を見て下さい!赤ちゃんに何かないか、緊張でいっぱいの様子です。

お母さん犬から離れて、私達の家に来るのですから、大事に大事に育ててあげないとな、と実感する動画です。

チャウチャウとゆったり過ごす


チャウチャウの、ゆったりと穏やかな生活も良いものです。少し無愛想で、無表情なチャウチャウは、日頃の忙しさを忘れさせてくれます。

休みの日には、カメラを持ってチャウチャウと出かけてみませんか。美しい花や風景を背景に、存在感たっぷりの愛犬の写真を撮るのも楽しいですよ。じっとしてくれるチャウチャウなら、きっとナイスショットが撮れるはず。

チャウチャウの魅力的な被毛は、逆立てるようにコーミングし、フワッフワの可愛いチャウチャウにしてあげましょう!

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この記事を書いたライター

Tsunayoshi ひまわり
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